ニッセイ電機株式会社(コンデンサ製造販売業)の破産管財事件
ニッセイ電機株式会社(フィルムコンデンサの製造販売業)の破産手続において、破産管財人(管財人代理)として、香港(株式譲渡による処理)およびシンガポール(スキームオブアレンジメントによる清算)各子会社の現地清算手続を行うとともに、スポンサーを探索し、上海子会社(出資持分)を含めて実質的な事業譲渡を達成することによって、100名を超える規模の雇用維持、地域経済に対する貢献を果たしました。
弁護士等 People
倒産・事業再生分野においては、中小企業から上場企業に至るまで数々の法的および私的整理案件を担当し、火事場における緊急的な対応を多数経験。近時は、金融機関との調整を図りつつ、企業のM&A、ファイナンス調達等を実施する、複数のアーリーステージリストラクチャリング案件において、多角的かつ主導的なアドバイスを実施。また、ファンド・事業会社によるM&A案件、企業間または企業内における民事商事紛争のほか、スタートアップ企業におけるベンチャーファイナンスや新規法分野(アグリフードやヘルスケアを含む。)に対するアドバイスにも対応。クライアントが求める真のニーズを見極め、必要なタイミングでの機動的かつ粘り強い対応に強み。
民事再生案件や私的整理案件に従事しており、東京地方裁判所から破産管財人にも選任されている。令和元年度より第二東京弁護士会倒産法研究会副代表幹事事務局長。 また、上場会社から中小企業までの企業法務やM&Aに加え、複数の訴訟案件にも従事する傍ら、企業経営者を中心とする相続案件(遺産分割協議や遺言書作成だけでなく、海外でのプロベート手続に関する日本国内の対応を含む)や離婚案件にも従事しており、事業承継案件におけるワンストップサービスの提供が可能である。 近年は特にヘルスケア業界における業務(病院の民事再生、病院および薬局のM&A、医師の相続・離婚相談等)に注力している。 さらに、第二東京弁護士会司法修習委員会副委員長として後進の指導も行っている。
弁護士となって以来一貫して倒産、事業再生プラクティスに従事。法的整理では、管財人、監督委員等の職務や債務者代理人としての関与はもとより、債権者、スポンサーサイドにもその知見を十分に活かしたアドバイスを提供する。法的整理以外では、準則型の私的整理はもちろん、早期段階においてあらゆる法的手法を駆使したリストラクチャリングを主導することに定評がある。 近時は、スポーツプラクティス分野にも進出し活動領域の拡大を図っている。