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N&Aリーガルフォーラムオンライン

生成AIの利用における法的留意点 ~ChatGPTを中心に~

日時
収録日:2023年6月14日(水) 公開期間:2023年6月21日(水) ~ 2023年9月20日(水)17:00 (JST)
会場
オンライン配信(アーカイブ)

  

 近時、ChatGPTの利用が、個人のみならず、企業においても、いわゆるDX(作業効率の改善、競争力・生産性の維持・向上、コスト削減等)の観点から、急速に進んでおります。ChatGPT等のいわゆる生成AIの利用の是非を検討するためには、まず、その内容(ポイント)を理解することが重要になります。しかし、最近は、広くソフトウェアやITに関するものを「AI」と呼ぶ傾向があるため、ChatGPT等の生成AIのポイントが分かりにくくなっています。
 そこで、本セミナーでは、AI技術に知見を有する講師が、はじめに、AI技術の分類、概念整理、用語の意味、AI技術の進展の歴史を踏まえて、生成AIのポイントについて分かり易く解説します。その上で、ChatGPT、画像生成AIの内容、法的留意点について解説します。最後に、生成AIを社内で利用する際のルールに関する留意点について解説します。
 

プログラム Program

1. 生成AIのポイント
 (1)AI技術の分類・概念整理
 (2)生成AIに関する用語の意味
 (3)生成AIに用いられるディープラーニングの特徴
 (4)AI技術の進展の歴史
 (2012年の「AI」の発端からChatGPTの登場まで)

2. ChatGPTの内容と利用方法
 (1)検索エンジンとの共通点・相違点
 (2)ChatGPTにおける入力に対する回答の出力方法
 (3)ChatGPTによって、できること・できないこと
 (4)ウェブサイトで無償で利用する方法と、有償サービス(Azure OpenAIサービス等)を利用する方法

3.ChatGPTの利用における法的留意点
 (1)著作権に関する留意点
 (2)個人情報に関する留意点
 (3)その他の法的留意点

4.画像生成AIの内容と、利用における法的留意点
 (1)画像生成AIにおける画像生成方法
 (2)画像生成AIによって、できること・できないこと
 (3)画像生成AIの利用における法的留意点

5.生成AIの社内利用ルール
 (1)生成AIの利用方法、及び、生成AIの利用規約
 (2)情報漏洩リスク(社内情報の入力等)に対する考え方
 (3)法的留意点を踏まえたルール策定(禁止すべき事項等)
 (4)試験的に導入をする場合
 (5)グローバルで利用する場合
 (6)AI倫理との関係

講師等 Speakers

濱野 敏彦

濱野 敏彦 Toshihiko HAMANO

  • パートナー
  • 東京

理系のバックグラウンド(工学部電子工学科卒業・大学院修了)をいかして、AI、各種データ保護・利活用、医療・ヘルスケア、ソフトウェア・システム関係全般、クラウドコンピューティング、IT、DX等の多くの技術系案件に従事する。特に、理系の大学・大学院の3年間、今のAIの中心技術であるニューラルネットワーク(ディープラーニング)の研究室に所属していたため、AI技術に詳しい。 また、理系の大学院在籍時に弁理士試験に合格し、弁理士資格を有している。そのため、理系のバックグラウンドと弁理士としての知見をいかして、知的財産に関する案件を幅広く取り扱う。 知的財産に関する紛争案件については、特許侵害訴訟、職務発明訴訟、営業秘密訴訟等に従事する。特に、営業秘密関連の紛争について豊富な経験を有しており、その経験を踏まえて、営業秘密漏えいを防止するための体制整備の実務対応(規程類の作成、データ管理、従業員教育等)をサポートする。

注意事項

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