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バングラデシュ不動産法制の基礎(第5回):取引時に発見される法的論点(2021年6月9日号)

第1回乃至第4回に続き、第5回は、バングラデシュ不動産の取引時に発見される法的論点について取り上げます。デューディリジェンス(権原調査)時に対象不動産に問題が発見され、当該対象不動産を購入するべきではないとの判断がなされることがあります。かかる問題の一例として、不動産に関する係争中の紛争が挙げられます。1882年財産移転法(以下「財産移転法」といいます。)は、バングラデシュの裁判所に係属し、不動産に係る直接的及び具体的な権利に関する、通謀によるものではない訴訟又は法的手続の係属期間中は、当該訴訟又は法…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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アジアニューズレター(2021年6月9日号)(1.07 MB / 4 pages) PDFダウンロード [1.07 MB]

著者等 Authors

今泉 勇

今泉 勇 Isamu IMAIZUMI

  • パートナー
  • 東京 ハノイ / ホーチミン

2012年のインド現地法律事務所への出向を皮切りに、海外新興国拠点と東京事務所の往復を重ね、不明確で先例にも乏しい外国法実務の悩み事の解決にタイムリーかつフットワーク軽く対応。現地法実務や商慣習を尊重しつつ、日系企業として現実的でバランスの取れた解決策に至るまで、各国資格弁護士との間の緊密な連携とクライアントへの丁寧な説明を尽くす。進出時の交渉の際も進出後のトラブル対応の際も、言語・文化・制度・商慣習等の相違を理解し、海外関係者との丁寧なコミュニケーション/ニュアンスの把握を重視。企業規模/業種/相談者の部署を問わず、海外事業を行うクライアントの関心を理解し、ニーズに沿った柔軟なサポートを提供する。