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バングラデシュ:会社法等の最新投資法制の基礎(第4回)株式及び資本金(1)(2022年4月13日号)

バングラデシュの会社には、各株式から構成される授権資本(Authorized Capital)という概念があります。この点、バングラデシュの非公開会社では、1株の額面価額が100タカとされることが多くありますが、例えば、1株の額面価額100タカ、会社の授権資本が1,000万タカの場合、当該授権資本は10万株で構成されることになります。会社の発起人は、会社の授権資本を自由に設定することができます。一般論として、会社による柔軟な資金調達を確保するためには、当初発行予定の株式に基づく払込済資本額を上回る授権資本金額を設定し、将来の柔軟な株式発行の余地を残…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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アジアニューズレター(2022年4月13日号)(763 KB / 4 pages) PDFダウンロード [1.14 MB]

著者等 Authors

伴 真範

伴 真範 Masanori BAN

  • 法人社員
  • 大阪

シンガポール、ミャンマーの海外駐在、関西大手家電メーカーの社内弁護士を経て、弁護士法人西村あさひ法律事務所 大阪事務所に参加。関西企業を中心に、国内外の買収その他資本提携、危機管理案件、労務問題その他一般企業法務等に広く携わる。案件に応じた適切なチームアップを行い、複雑かつ専門性や新規性の高い案件も、ワンストップで対応する。 欧米、アジア(ASEANを含む)、アフリカ等の諸外国における進出・撤退案件等を幅広く担当し、国際取引全般に豊富な 経験を有する。ミャンマー案件には広く携わり、バングラデシュ等の新興国にも注力する。近時は、大手企業による国内外のスタートアップ企業の買収・投資も複数担当するほか、紛争・高リスク地域や外国人労働者等に関する人権デュー・ディリジェンスを担当するなど、注目を集める新しい分野における実績も重ねる。