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  • アジア

ベトナム個人情報保護政令の最新動向(2022年5月23日号)

ベトナムでは、2019年12月に、ベトナム初めての包括的な個人情報保護法令となる個人情報保護に関する政令(以下「本政令」という)の概要が公表され、2021年2月、当該概要案をより詳細にした草案(以下「パブコメ時草案」という)が公安省からパブリックコメント募集のために公表された。当初本政令の施行予定は2021年12月とされていたことから、2022年になってから本政令が既に施行されたのか等のご質問を受けることが多いため、本ニューズレターでは本政令の最新状況について簡単に解説する。パブコメ時草案は、EUのGDPRを参考にしつつもベトナム…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

こちらの内容はPDFでもご覧いただけます。
アジア・個人情報保護・データ保護規制ニューズレター(2022年5月23日号)(200 KB / 2 pages) PDFダウンロード [201 KB]

著者等 Authors

廣澤 太郎

廣澤 太郎 Taro HIROSAWA

  • パートナー
  • 東京 ハノイ / ホーチミン

大手商社法務部への出向、米国留学を経て、2013年から2020年までベトナム・ハノイに駐在。7年にわたるベトナム駐在経験を活かし、新興国企業を相手方とするM&Aや合弁会社の設立、不動産開発、労務、コンプライアンス、危機管理案件、国際取引案件など、幅広く対応。現在は東京をベースにしつつ、「日本本社と海外現地拠点の両方の置かれている立場や気持ちがわかる」弁護士として、東南アジアを中心とする新興国・海外案件全般に強みを有する。近年はトルコをはじめとする中東諸国にもカバー範囲を広げている。また、アグリフードプラクティスチームのメンバーとして、日本の食農企業の海外展開のサポートも行う。商慣習や文化の違いも踏まえ、クライアントの海外ビジネス実現のため、戦略的リーガルアドバイスを提供する。

村田 知信

村田 知信 Tomonobu MURATA

  • パートナー
  • シンガポール

2010年から一環してIT技術・IT業界に関連する取引・紛争・規制対応案件、模倣品対応を含む知的財産関連案件、営業秘密や個人情報にかかるデータ保護案件等を継続的に取り扱っている。情報処理安全確保支援士として登録されておりサイバーセキュリティの実務にも詳しい。 また、アメリカおよびイギリスでの留学・出向後にベトナム、タイおよびシンガポールに赴任したことを契機に、日本だけでなく、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシア等の東南アジア地域における同種案件やこれらの地域とのクロスボーダー案件にも多く関与している。東南アジア地域において上記のような案件を得意とする日本人弁護士が少ない中、同種案件における豊富な知識・実務経験と東南アジア現地での経験やネットワークの双方をいかして、事業を国際展開する日本企業をサポートしている。