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  • ヨーロッパ

ヨーロッパニューズレター2018年12月号

トピックス

I. 米国イラン制裁法に対抗するEU Blocking Statute (中島和穂)
II. 5 things to note in EU M&A オランダ/ベルギー (木津嘉之)
III. ドイツモデル集団訴訟制度(Musterfeststellungsklage)の導入 (金子佳代)
IV. 標準必須特許のライセンスをめぐる英国控訴院判決 (石川智也角田龍哉)
V. EUにおける非個人データの自由流通に関する規則 (石川智也白澤秀己)

こちらの内容はPDFでもご覧いただけます。
ヨーロッパニューズレター2018年12月号(1.19 MB / 13 pages) PDFダウンロード [1.19 MB]

著者等 Authors

中島 和穂

中島 和穂 Kazuho NAKAJIMA

  • パートナー
  • 東京

事業再生局面での官民ファンドによるM&A、証券会社と証券取引所間の巨額の損害賠償紛争、日本で初めての買収防衛策の導入、世界に拠点を有する企業間の統合、地政学的なリスクを抱える中東への進出案件、M&Aの価格調整における巨額の仲裁案件など、様々な論点が複雑に絡む案件の経験が豊富。 近時は、経済安全保障規制に関して、取引のリスクアセスメントや契約書作成、当局への自主申告、当局の執行に対する対応、および、コンプライアンス体制の整備を助言する。特に、技術競争や人権に関する米中対立、ミャンマー、イランやロシアに関して、日本・欧米の経済制裁、輸出規制その他の経済安全保障規制が関係する取引に数多く関与する。

石川 智也

石川 智也 Noriya ISHIKAWA

  • パートナー
  • フランクフルト / デュッセルドルフ

欧州拠点であるフランクフルト事務所とデュッセルドルフ事務所の共同代表を務める。ドイツにおいて、欧州でのM&A(スタートアップへの出資案件を含む)、現地拠点のGDPR対応(SCC締結、DPO就任、権利行使・データ漏えい時の対応の支援)、ビジネスと人権・サプライチェーンDD対応、コンプライアンス対応、グローバル内部通報の窓口、欧州レベル・加盟国レベルの規制法調査等、日系企業の欧州進出を幅広く支援している。 各国のデータ関連法制の調査については、80か国以上の法制調査の経験を有し、それ以外の国も含め、世界中に幅広いネットワークを有する。また、優に100社を超えるGDPR対応を支援してきたほか、カリフォルニア州のCCPA・CPRA、中国の個人情報保護法、米国連邦法のCOPPA、タイのPDPA、シンガポールのPDPA、ブラジルのLGPDを含め、各国法の実務対応、そして、グローバルに展開する日本企業の課題である、各国法を踏まえたグローバルでの対応について多くの知見を有する。海外のグローバル企業も多く支援しており、グローバルでのサービス展開のための仕様設計、各種データ関連契約のストラクチャー、データ漏えいへの対応について最先端のプラクティスに基づいたサービスを提供している。

木津 嘉之

木津 嘉之 Yoshiyuki KIZU

  • パートナー
  • 東京

欧州地域を含む、国内外のM&A案件を中心に、企業法務全般に従事。約8年に亘る欧州居住経験。ロンドン留学の後、欧州主要国のリーディングファームおよび日本企業のM&A戦略室にて約3年に渡り執務する中、日本企業およびプライベートエクイティファンドをクライアントとする欧州M&A案件に、戦略策定からPMIに至るまで、数多く関与。 現地経験のあるイギリス、ドイツ、フランスおよびイタリアのみならず、スペインのリーディングファームにおける短期研修、案件ベースでのオランダ、ポーランド等への出張も経験し、欧州全域の複数のリーディングファームとのコネクションを活かし、欧州プラクティスチームの主要メンバーとして、案件の規模に応じた、効率的かつ機動的な案件対応に強み。

金子 佳代

金子 佳代 Kayo KANEKO

  • カウンセル
  • 東京

国内では大規模M&A、企業再建、スタートアップ等の案件に関わり、ドイツ留学・出向経験をいかし、ドイツを中心にEU法が及ぶ欧州全域の案件について、クライアントのニーズに応じた機動的な案件対応を目指す。 ドイツには約4年間滞在し、欧州独禁法を学ぶのみならず、現地事務所でも約2年超に渡って実務を経験。また法務省出向中には、令和元年改正会社法案件、海商法を中心とした商法改正案件に携わる。会社法、商事法の理論的・学術的背景への理解をいかしたサポートを提供する。