経済のグローバル化により、日本企業でも、グループ会社や資産が日本国外にあることが多くなっています。そこで、日本企業の事業再生や倒産処理にあたっても、世界各国で、子会社・関連会社の再建・再編、海外債権者・取引先への対応、海外での訴訟・仲裁等の紛争処理等の対応をすることが必要となります。そのため、日本企業の倒産・再建手法として、日本国内での倒産処理手続だけではなく、外国での私的整理や法的整理手続を利用することも珍しくありません。当事務所では、国際倒産の経験豊富な倒産・事業再生の専門家が、クロスボーダー案件に強いM&A、コーポート、ファイナンス、国際訴訟・仲裁等の他のチームとも協力し、最適なチーム編成により様々な国際的倒産・事業再生案件の実績を積み重ねております。また、国際的企業及び日本企業の倒産・事業再生案件で、海外債権者及び海外スポンサーの代理も数多く取り扱っています。
主な案件実績
- 2022年
- AirAsia Aviation Ltd. - タイにおけるAir Asia事業の資金調達およびグループ再編
- 2021年
- MTGOXの民事再生計画に関するクレジットファシリティ提供者への助言
- 2020年
- コロナ禍におけるLCCのリストラクチャリング
- 2018年
- 日本海洋掘削グループの会社更生事件
- 2018年
- 株式会社MTGOX:民事再生手続の開始
- 2018年
- 株式会社東芝: ウェスチングハウス社の債権を約2,441億円で譲渡
- 2017年
- 株式会社東芝: 約6000億円の第三者割当増資
- 2015年
- スカイマーク社の民事再生手続における債権者の代理
- 2015年
- 第一中央汽船株式会社の民事再生申立事件
- 2008年
- 辻産業の会社更生申立事件
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