エンタテイメントの分野では特に、コンテンツ産業が、日本の新たな基幹産業として今後のさらなる成長を期待されおり、いわゆるクールジャパン政策に象徴されるように、我が国のコンテンツの諸外国への輸出等が、重要な施策として推進されています。しかしながら、コンテンツ産業の基盤となるべき、我が国および輸出対象国の法制度は十分に整備されているとは言い難い状態にあり、また、コンテンツに関わる権利関係は複雑に絡み合っており、これらを克服することが重要な課題となっています。当事務所の弁護士は、エンタテイメント業界の実情や実務に精通しており、最近の技術革新に伴う新たな問題に取り組み、また、今後の法整備の動向も視野に入れて、エンタテイメント関連案件に特有の複雑な取引関係について適切な助言を行っています。当事務所が担当している案件は多岐にわたりますが、一例として、劇場用映画製作、音楽や映像の配信、テレビ番組の制作と供給、広告ビジネス、キャラクタービジネス、まんがや書籍の出版ビジネス、スポーツイベント等に係る国内およびクロスボーダーの取引や紛争が挙げられます。
主な案件実績
- 2022年
- エイベックス株式会社:合弁解消および合弁会社(孫会社)の株式譲渡
- 2022年
- エイベックス株式会社:LINE株式会社へのLINE MUSIC株式会社株式の一部譲渡
- 2021年
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント:Bloober Team S.A.との業務提携契約の締結
- 2020年
- 日本郵政キャピタル株式会社:株式会社トリドリへの出資
- 2020年
- エイベックス株式会社:子会社設立に伴う東芝デジタルソリューションズ株式会社との株主間契約締結
- 2019年
- 株式会社海外需要開拓支援機構:吉本興業株式会社と日本電信電話株式会社による国産プラットフォーム事業開始にあたる事業運営会社設立への出資
- 2009年
- DeNA及びORSOの共同開発したモバイル・ゲームに関するグリーによる著作権侵害差止等請求事件
- 2002年
- エニックスを代理し、スクウェアとの合併契約の交渉・知的財産権(映画配給契約等も含む)の検討等を担当
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