本邦金融機関がプロジェクト・ファイナンスに本格的に取組み始めたのは、1990年代以降のアジア諸国のインフラ整備事業への融資ですが、当事務所は、国内におけるプロジェクト・ファイナンスの勃興期から現在に至るまで、事業者側リーガルカウンセルおよび金融機関側リーガルカウンセルとして幅広くアドバイスを提供しております。
対象プロジェクトとしては、国内においては、発電所建設プロジェクト(火力発電所のほか、太陽光、風力、バイオマス等の再生可能エネルギー)、インフラ整備プロジェクト(PFI法にもとづくPFI事業を含む)、およびテーマパーク建設プロジェクトなど、幅広い関与実績があります。また、国内のみならず、海外における、LNG(液化天然ガス)開発、鉱山開発、製油所建設、IPP事業、インフラ整備事業向けのプロジェクト・ファイナンス取引に関する関与実績も有します。
当事務所のプロジェクト・ファイナンス取引への関与実績および経験は、国内法律事務所として日本屈指のものであり、また、国内のみならず海外のプロジェクト・ファイナンスに精通したリーガルアドバイスを提供できる数少ない法律事務所です。
主な案件実績
- 2022年
- NTTリミテッド・ジャパン株式会社 / 三井物産株式会社:日米を繋ぐ太平洋横断海底通信ケーブル「JUNO(ジュノ)」を運営する新事業会社を設立
- 2021年
- ハドソン・サステナブル・グループ:日本市場への本格参入
- 2020年
- サウジアラビア王国におけるメタノール製造・販売事業への資金融資
- 2020年
- Hana Financial Investment:カナディアン・ソーラーからの山口新美祢発電所の取得
- 2019年
- Kacific - launch of a communications satellite
- 2019年
- アルゼンチン・オラロス塩湖のリチウム増産プロジェクトへの資金融資
- 2017年 - 2020年
- JRI - 鳥取県営発電施設PFI
- 2016年
- 福島石炭ガス化複合発電(IGCC)プロジェクト
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