LAWYER INTERVIEW

弁護士インタビュー

アジアNo.1を目指して
チャレンジを後押しする文化のもとキャリアを築く

村田 知信(63期) / アソシエイト弁護士

TOPIC 01

入所理由

私は、学生時代からプログラミング、ネットワーク等の情報技術が好きで勉強しており、IT技術やIT業界に関する仕事がしたいという強い希望を持っていました。
当初は大手事務所でそのような仕事ができるか不安があったのですが、事務所訪問で会った当事務所の弁護士がまさにITや知財を専門とする方で魅力的であったことから、徐々に考えが変わっていきました。最終的に、採用担当の弁護士に「心配しなくてもうちならやりたい仕事が絶対にできる、やらせる」と断言されたことで入所を決めました。

TOPIC 02

留学とキャリア

入所後は、採用担当弁護士の言葉通り、知財案件を中心に、IT関連取引の契約、システム開発に関する紛争、IT業界のM&A等、IT業界やIT技術に関する多種多様な案件を、いろいろなチームの先生と一緒に担当しました。その中で、国際的な案件への対応力への課題は常に感じていたため、アメリカのロースクールへ留学し、ニューヨーク州弁護士の資格も取得しました。留学期間は、法律や英語だけでなく、ITセキュリティの技術を勉強し直して情報処理安全確保支援士(登録セキュリティスペシャリスト)試験に合格する等、自分のキャリアのために有用な知識を整理・習得するために、非常に良い期間だったと思います。

留学後は、ロンドンの知財系法律事務所に出向した後、ベトナムのホーチミンオフィスに1年間赴任することにしました。
ホーチミン赴任を選んだ理由は、①学生時代に東南アジアによく一人旅をしており、元々東南アジア案件に興味があったこと(入所時の志望動機にもそう書いたことを覚えています)、②当事務所のベトナムオフィスは日系法律事務所最初の東南アジア拠点であり、規模が大きくトップレベルのプラクティスが集積されていること(当事務所のベトナムオフィスは日系だけでなく欧米系を含む外資系全体で見てもベトナム最大規模です)、③ベトナムは東南アジアで現在最も安定的に発展している国であり、IT人材が豊富で日系IT企業も多く進出していること等です。これらのことから、ベトナム現地で経験を積むことが、ロンドンへの出向後すぐに日本に戻るよりも、自分のキャリアにとって役に立つのではないかと考えました。

当事務所の弁護士のキャリアは、企業のように上から辞令が出て決定されるものではありません。自分で自分が何を強みにしたいかを考えて決めることができます。当事務所には、各分野・地域で多種多様な案件を取り扱っているトップレベルの弁護士が所属しており、新しいチャレンジをサポートする体制も整っています。実際に、ベトナムチームの弁護士は、それまで全く面識の無かった私のお願いを快く受け入れ、赴任や現地での生活の準備を全てアレンジしてくれました。

TOPIC 03

アジア駐在と事務所の
バックアップ体制

ホーチミンオフィスでの勤務は、新しいことばかりで非常に良い経験になりました。やはり、現地にいないと分からない肌感覚や得られない情報は非常に多いと感じます。現地の法律事務所、政府機関等を訪問することや日本企業駐在員の会合等に出席することも多いため、現地の人脈を広げるには絶好の機会です。

また、海外拠点は日本人の人数が少ないためアソシエイトでもマネジメントや新規分野立ち上げ等の業務を担当することがありますし、案件も外国法弁護士とチームを組み英語でコミュニケーションして進めていくことになります。その過程で、自分1人のことだけでなく、多国籍のチームで最高のパフォーマンスを出すために、そしてそれをオフィスとしてプロモートするためにはどうすればよいか等を自然に考えるようになります。若手のうちにそのような意識を持つことは、将来のキャリアにとって非常に有益だと思います。

そのため、当事務所の若手弁護士には、留学前の若いうちに一度海外オフィスで勤務することを、非常に有効な選択肢として勧めたいと思っています。当事務所はアジアNo.1を目指しており、事務所全体として、アジアプラクティスを拡大させるとともに所属拠点がどこでもワンチームという体制を作ろうとしていると感じます。私自身の経験からも、当事務所のアジア駐在者のサポート体制は非常に手厚いと思いますし、ベトナムにいながら東京オフィスの知財やデータ保護専門の弁護士と一緒に案件やセミナーを担当することも多くあります。
当事務所がアジアNo.1を目指している以上、より多くの弁護士に日本以外のアジアを経験して欲しいと思いますし、私もその体制作りの一助になれればと思っています。

TOPIC 04

将来の展望

駐在経験を生かして、IT業界やIT技術という専門性に、もう1つの強みとして東南アジアという軸を加えたいと思っています。そのため、ベトナム以外の国にもう1か国駐在することも検討しています。
勿論日本国内のIT関連案件でも一流の弁護士でありたいと思いますが、東南アジア地域におけるIT業界・IT技術の知識と現地の知識、両方が必要となるタイプの案件においては、超一流(第一人者)となることを目標としています。

TEAMWORK

チームワークエピソード

私は留学前は訴訟案件を担当することも多かったのですが、当事務所が扱うような大規模又は専門的な訴訟では、証拠収集から提出準備までパラリーガルや秘書と連携したチーム作業が非常に重要です。私は入所当初から能力・人柄ともに素晴らしい秘書に恵まれたため、秘書が指示を待たずに今この案件では何が必要かを自ら考え主体的に動いてくれることが多く、非常に助かりました。

PRIVATE

プライベートの過ごし方について

私が赴任しているホーチミンの日常生活は非常に快適で、温暖かつ安全で物価は安く食事は美味しく日本食レストランやコンビニも多く、何の不自由もありません。また、私は趣味でキックボクシングを10年間続けており、ホーチミンでもキックボクシングジムに毎週通っています。外国人向けのジムではないので会員はベトナム人ばかりで英語は通じませんが、中心部にあるのに1回約300円と非常に安価で設備も充実しており、健康維持のために大変有り難い存在です。