採用情報

LAWYER INTERVIEW

弁護士インタビュー

ハイレベルな専門家同士のリスペクトと
協働が個と組織双方の発展に

仁木 覚志(59期) / パートナー弁護士 前職:一般企業

TOPIC 01

前職・転職理由

私は大学の工学部を卒業した後、エンジニアとして株式会社IHIで航空自衛隊向け航空機(戦闘機、対潜哨戒機等)用のジェットエンジン・制御系の開発や不具合調査等を8年間程担当しました。
その後弁護士登録を経て、パナソニック株式会社 知的財産本部において、主に全社のM&Aの知的財産に関連する部分を担当し、その交渉の過程で知り合った当事務所の弁護士の専門性やチームとしての総合力に感銘を受けたため、当事務所への転職を決めました。

TOPIC 02

現在の担当分野

現在担当している業務は、知的財産権が係わるテック系企業のM&A、ライセンス等技術トランザクションや技術系のJV組成等のアライアンスや、先端技術系スタートアップの立ち上げ、ビジネスフレーム知財戦略の立案・実行に関するものが中心です。
特に、先端技術に係わる分野では、クライアントが未開拓の事業分野に参入されるケースが多く、様々な課題が想定されるため、知財戦略から、ビジネスのフレームワークを決定する契約の構成や条件の設定といった施策の提案を行っています。
また、知的財産権に関連しないものとして、技術的な問題が争点となる紛争等の対応も行っています。

TOPIC 03

入所してよかった点

私のような職務経験は特殊であり専門性も高いものと思いますが、反面、専門分野が限定され易いという面もあります。
当事務所は、案件ごとに各部門の垣根を越えて最適なチームを構成して対応しますので、私のような限定的な分野に専門性を有する弁護士であっても、多種多様な案件に関与し、チームとしての総合力を発揮でき、かつ、協働を通じて専門分野外の知見も広げられる点は、当事務所ならではの利点だと思います。高い専門性を有する外部の弁護士が当事務所に惹きつけられるのは、各分野の専門家が互いにリスペクトしあって高いレベルで協働し、それがチームと個人の双方の発展につながっているからではないかと思います。ちなみに、このような点は若手の弁護士の方にとっても、日々様々な分野の弁護士から指導を受けることができることを意味しますので、大きな魅力ではないかと思います。

TOPIC 04

仕事のこだわり、
やりがい

技術と法律が交錯する分野で、元エンジニアでしか為し得ない高付加価値のサービスをクライアントに提供することに、特にやりがいを感じます。
特に、IHIにおいては航空機のエンジンの開発に従事していましたが、航空機エンジンは機械、燃焼、制御、センシング、空力等の技術の集積から成り立っていますので、そこで得た知見や、不具合調査で得た思考力が現在の業務に直接的に役立っているものと思います。

TOPIC 05

将来の展望

当事務所が先端技術に強いグローバルファームとして認知されるように若手の弁護士の育成・チームアップを図ることが当面の目標です。
興味のある若手の弁護士に集中的に技術系の案件を振り分けて経験を積んでもらい、更に後進の弁護士の指導も行ってもらっていますので、着実に技術に強いチームが構成されつつあると思います。

TEAMWORK

チームワークエピソード

技術系に関して限っても、多様なバックグラウンドを有する弁護士が複数在籍していますので、私の専門分野からはややずれる、例えば医療・バイオ関係の案件であっても、柔軟にスタッフィングのうえ、当該案件に最適なチームとして対応できることに当事務所ならではの強みがあるものと思います。

PRIVATE

プライベートの過ごし方について

機械や乗り物が好きで、かつては休日になるとビックアップトラックにレース用のバイクを乗せてコースに出向き、同僚とモトクロスレースに参戦したりしていました。真夏の炎天下の中、8時間耐久レースに参戦し、ビギナーズラックで優勝した経験もありますが、今は流石に危ないことと、体力の限界を感じ中断しています。
現在は単身赴任中ですので、大阪の自宅に帰って家族とゆっくり過ごすことが休日の楽しみです。