- 当事務所主催
N&Aリーガルフォーラムオンライン
スポーツの価値向上とエコシステム拡大に向けた企業とスポーツ団体の役割
- 日時
- 収録日:2021年6月9日(水) 公開期間:2021年6月18日(金)~2021年9月16日(木) 17:00 (JST)
- 会場
- オンライン配信
本セミナーの公開期間は終了いたしました。
パンデミックにより企業が経済的に打撃を受ける中で、企業がスポーツ団体等に対して投資・協賛等を行うことの意義や価値が見直されています。企業が株主等に対する説明責任を全うするためには、企業が投資・協賛対象となるスポーツ団体等の価値をきちんと理解し、また、その価値を高めるために、お互いに「対話」することが不可欠です。上場企業向けに策定されたコーポレートガバナンスコードでは、企業価値を高めることを目的として、株主等との対話に関する条項が盛り込まれています。これと同様に、スポーツ団体においても、「対話」を通じて自らの価値を高めるための運用やルール作りが必要です。
また、近時、DX化が進む中で、テクノロジーを活用して資金循環を拡大・強化することが、スポーツの価値をより高めることに繋がります。もっとも、テクノロジーを活用した新しい資金循環モデルの創出には、スポーツ特有の業界慣行や法規制に留意することが重要となります。
本セミナーでは、まず冒頭で、経済産業省商務・サービスグループの浅野大介氏に基調講演をいただきます。その上で、前半において、稲垣弁護士と北住弁護士から、本年6月に改訂予定のコーポレートガバナンスコードを応用し、企業とスポーツ団体がお互いに価値を高めるための運用・仕組みに関する検討を行い、また、スポーツの資金循環を強化するための方策と留意点について議論します。後半においては、太田雄貴氏と池田信太郎氏をお招きしたパネルディスカッションを開催し、具体的な事例をもとに、企業とスポーツ団体との間の「対話」の重要性等についてお話しいただく予定です。
プログラム
- 基調講演『DX時代のスポーツの価値と、資金循環』
浅野大介(経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課長(兼)教育産業室長) - スポーツに対する投資価値を高めるための『攻め』のガバナンスの実現と資金循環モデルの構築
稲垣弘則、北住敏樹 - パネルディスカッション:具体的事例から考える企業にとってのスポーツに対する投資価値と今後の関わり方
稲垣弘則(モデレーター)、
太田雄貴(国際フェンシング連盟 副会長、公益社団法人日本フェンシング協会 会長)、
池田信太郎(元バドミントンオリンピック選手、フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社 シニアコンサルタント)
受講料: 無料
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スポーツ・エンターテインメント分野における国内外の幅広いコネクションや国内スポーツマネジメント会社のビジネスサイドへの出向経験をいかし、クライアントの本質的なニーズや課題を理解・解決する。
スポーツDX(データビジネス、海外スポーツくじ・ベッティング、ファンタジースポーツ、NFT、スポーツトークン)の分野で多数の企業をサポートしており、スポーツとテクノロジーが交錯する幅広い法律問題が絡む案件の経験が豊富である。DXを活用したスポーツの産業化等を目的とした業界団体である一般財団法人スポーツエコシステム推進協議会の代表理事・事務局長も務めており、国内外の業界の最新動向や課題に精通している。