メインコンテンツに移動

リース業のアジア進出と金融規制法・保全上の問題点

  • 所外セミナー

リース業のアジア進出と金融規制法・保全上の問題点

日時
2013年6月12日(水) 13:30~16:30
会場
東京 アルカディア市ヶ谷(私学会館) 会議室

杉山泰成弁護士が2013年6月12日(水)にセミナーインフォ主催のセミナーにおいて「リース業のアジア進出と金融規制法・保全上の問題点」と題する講演を行います。

セミナー詳細

1. 海外向けリース取引の特色
(1) 金融機関の海外進出・クロスボーダー取引の現状
(2) リース取引における現地の実体法(物権法・債権法、担保法等)の影響
(3) リース取引における現地の業法(金融機関規制法)の影響

2. 想定される進出形態とその法的分析
(1) 支店・子会社等の海外拠点の設置
(2) 日本・第三国からのクロスボーダー取引
(3) 現地リース会社とのJV・業務提携の可否
(4) SPC取引/ノンリコース・ファイナンスの許容性

3. アジア各国で実現可能な海外展開方法
(1) リース業が規制業種となっておらず自由な取引が可能な国々
    ~シンガポール、香港、台湾、韓国等
(2) リース業が規制業種となっており、クロスボーダー取引も制限される国々
    ⇒代替的な取引方法に関する考察 ~中国、インドネシア、マレーシア、フィリピン
(3) リース業が規制業種となっているが、クロスボーダー取引は(一部)許容される国
    ⇒クロスボーダー取引と現地における業務認定の問題 ~タイ、インド、ベトナム

4. 物件保全に関する考察
(1) リース・割賦取引における担保登録の利用可能性
(2) 現地金融機関との競合に関する対応策

5. 質疑応答