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  • 西村高等法務研究所

商事法の新しい礎石 落合誠一先生古稀記念

落合誠一弁護士の古稀祝賀の論文集が、フォーリンアトーニーの星明男が共編著を務め、中山龍太郎弁護士が執筆に参加し、『商事法の新しい礎石』とのタイトルで有斐閣から刊行されました。

商事法の新しい礎石 落合誠一先生古稀記念

共編著他: 飯田 秀総、小塚 荘一郎、榊素 寛、高橋 美加、得津 晶

<会社法>
会社は誰のものか - 株主利益最大化と短期主義批判,会社の社会的責任(CSR)に関する覚書 (大杉謙一)
国際的な対企業人権侵害訴訟の動向について (松井智予)
契約による私的利益の規制と株式持ち合いへの応用可能性 (得津晶)
株式持ち合いの法的リスク (明田川昌幸)
少数株主権における少数株主要件 - 持株要件・議決権要件を充たすべき時期について (小出篤)
韓国における電子投票制度の義務化 (権鍾浩)
種類株式発行会社における利害調整
- 米国の裁判例における定款による利害調整と取締役の信認義務 (尾崎悠一)
「自己のためにする」直接取引 - 利益相反規制の変遷と解釈のゆれ (髙橋美加)
経営判断原則とその判断基準をめぐって (堀田佳文)
取締役の対第三者責任と役員責任査定との関係 (武田典浩)
組織再編行為の無効原因 - 差止規定の新設を踏まえて (笠原武朗)
株式買取請求か差止めか?
- 裁判所による価格算定の不確実性が企業買収の成否に与える影響の分析 (星明男)
米国におけるSeries Limited Liability Companyと破産手続 (井上健一)

<商法総則・商行為法>
情報技術の発展と商業登記の効力 (舩津浩司)
協同組合の強行法規性 (三宅 新)
継続的契約の解消と補償措置 (松井秀征)
約款と個別合意─約款の内容規制の法的根拠をめぐって (伊藤雄司)
法の統一と「国民国家の法」 - ヨーロッパ私法が私法統一に対して提起する問題 (小塚荘一郎)
空港ターミナル供用規程の事業者に対する拘束力に関する一考察
- 東京地判平成二四年一一月二一日を題材に (中山龍太郎)
環境損害の算定 - CV(仮想評価法)を中心に (森田果)
GNSS(衛星測位システム)の不具合に関する民事責任 - ユニドロワにおける議論と論点の整理 (清水真希子)
運送法の改正と海上保険法 (神谷髙保)

<保険法>
保険の事故・損害抑止機能と海上保険 (後藤元)
生命保険契約における継続保険料不払の効果のあり方
- 無催告失効条項の有効性をめぐる議論を機縁として (小林道生)
給付の調整における生命保険の位置づけ - 同時多発テロ被害者救済基金が提起した問題 (榊素寛)

<金融・証券法>
中国における会社法と証券法の交錯 - コーポレート・ガバナンスの視点から (温笑とう)
台湾における投資者保護センターについて (蔡英欣)
金融商品取引業者の新規な説明義務 (青木浩子)
高値取得損害 / 取得自体損害二分論の行方
- 判例法理における有価証券報告書等の虚偽記載等と投資者が被った損害の相当因果関係の
判断枠組みの検討 (加藤貴仁)
流通市場における不実開示による発行会社の責任 - インセンティブの観点から (田中亘)
共同保有者・特別関係者の範囲 (飯田秀総)
信託法における受託者の責任 - 株式会社の役員との対比において (藤田友敬)