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バングラデシュ不動産法制の基礎(第6回):不動産抵当権の設定(2021年7月9日号)

第1回乃至第5回に続き、第6回及び次号(第7回)は、バングラデシュ不動産抵当権(mortgage)に関する法制を取り上げます。1. 抵当権の概要 (1) 総論 1882年財産移転法(以下「財産移転法」といいます。)によれば、抵当権の設定とは、「ローン、現在若しくは将来の負債、又は金銭債務を生じさせる契約の履行により、現在又は将来に実行される金銭の支払を担保する目的で、特定の不動産に係る権利を移転すること」と定義されています。権利を移転する者のことを抵当権設定者(mortgagor)、権利の移転を受ける者のことを抵当権者(mortgagee)、抵当権により担保される元本債権…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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アジアニューズレター(2021年7月9日号)(932 KB / 4 pages) PDFダウンロード [933 KB]

著者等 Authors

今泉 勇

今泉 勇 Isamu IMAIZUMI

  • パートナー
  • 東京 ハノイ / ホーチミン

2012年のインド現地法律事務所への出向を皮切りに、海外新興国拠点と東京事務所の往復を重ね、不明確で先例にも乏しい外国法実務の悩み事の解決にタイムリーかつフットワーク軽く対応。現地法実務や商慣習を尊重しつつ、日系企業として現実的でバランスの取れた解決策に至るまで、各国資格弁護士との間の緊密な連携とクライアントへの丁寧な説明を尽くす。進出時の交渉の際も進出後のトラブル対応の際も、言語・文化・制度・商慣習等の相違を理解し、海外関係者との丁寧なコミュニケーション/ニュアンスの把握を重視。企業規模/業種/相談者の部署を問わず、海外事業を行うクライアントの関心を理解し、ニーズに沿った柔軟なサポートを提供する。