メインコンテンツに移動
  • コミュニティ
  • 環境

チャリティ企画「こども食堂へのフードドライブ」

国連が定めた9月5日(火)の世界チャリティデーにちなみ、2023年秋は、国内拠点メンバーの家庭内で消費しきれない食品(レトルト食品、缶詰、米、乾麺、お菓子等)を持ち寄って集め、こども食堂へ寄付するというチャリティ企画「フードドライブ」を実施いたしました。
西村あさひの東京事務所をはじめ、大阪・名古屋・福岡事務所でも食品を集め、所内ボランティアの手で各地のこども食堂に多数の食品を寄付することができました。
西村あさひの基本使命である「『法の支配』を礎とする豊かで公正な社会を実現する」ため、誰も取りこぼさない社会の実現に向けた当事務所の取組みをご紹介いたします。

今回のチャリティー企画では、メンバー各自が貢献できる範囲でボランティアに参加できるよう、4つの貢献アクションを設定いたしました。

 

【今回設定した4つの貢献アクション】
Action 1:食品の寄付
Action 2:事務局メンバーの発信やセミナーを通じてこども食堂の現状や支援の意義を知る
Action 3:あつまった食品のリスト化作業
Action 4:食品をこども食堂へ送る作業

 

Action 1は自宅にある食べきれない食品等を持ち寄ることで、ボランティア活動に参加する時間がなくとも気軽に貢献ができることもあり、多数のメンバーが参加しました。食品の寄付は、東京事務所のみで段ボール7箱分集まりました。
Action 2で行ったセミナーに参加したスタッフの中には、こども食堂の現状を知って身近な地域で起きている問題に関心を抱き、実際に自宅近くのこども食堂を訪れてみたメンバーもいたようです。
Action 3・Action 4は、ランチタイムや定時後に集まって手を動かすボランティアで、有志にて食品を分別しリストを作成したり食品の梱包・発送作業を行いました。食品を受け取られた方が便利なよう分類を工夫したり、絵手紙を入れたりと、集まったメンバーでコミュニケーションを取りながら楽しく作業を行うことができました。

 

 

東京事務所でのボランティアについて

総合変革課 中村 真希 さん
豆缶はどんな料理に使われるのかなぁと考えたり、インスタントのぜんざいを受け取ったこどものうれしそうな顔を想像しながらひとつひとつ食材をExcelに入力していく作業はとても楽しいひとときでした。リスト化作業では、N&Aスタッフが業務上のスキルを生かして素早く正確に仕上げることができました。また、とても上手な絵手紙を描いたメンバーをほめて特技の話で盛り上がるなど、業務上ではなかなか発生しない貴重な時間でした。
 

国内拠点でのボランティアについて

名古屋事務所
弁護士・スタッフあわせて10名ほどの規模の拠点のため食品がどのくらい集まるか不安でしたが、少ない人数だからこそ弁護士・スタッフの垣根を越えて声を掛け合う流れが生まれ、結果的に段ボール1箱分の食品を地域のこども食堂に寄付することができました。こども食堂の存在や取り組みについても学ぶことができましたし、地域の一員として実際に行動することで、今後自分たちにできる継続的な社会貢献について改めて考えることにも繋がりました。こども食堂からは食品をご活用頂けた旨のお手紙も頂き、今回の取り組みを通じて誰もが住みやすく幸せに暮らせる社会の実現を願い、そのために何ができるかを考える良いきっかけになったと思います。

 

福岡事務所
今回のボランティアに参加し、とても多くの気づきを得ることができました。
食品を集める段階では、どんな食品を送ったらこども達が喜んでくれるかを話し合ったり、互いに持ち寄った食品を見せ合ったりと、普段とは違ったコミュニケーションが生まれました。また、集める食品が増えていくたびにこども達の喜ぶ姿を想像し、誰かのために取り組むことの喜び・楽しさを実感しました。
福岡事務所が食品をお送りした先は飲食店で、毎営業日、こども達に無料で食事提供をされている所でしたが、そのように一般の飲食店がこどもの集い場・食事の提供場所になっていることを知り、こども食堂をより身近な存在として感じるようになるとともに、今回の取組みを通じて、様々な形態のこども食堂があること、そして様々な地域貢献・社会貢献の形があることに気づくこともできました。
取組みの後は、私たちの意識や行動にも変化が生じ、以前よりも賞味期限を意識したり、「フードロス」という言葉が自然に会話に上るようになるなど、これまで以上に食品の大切さを我が事として捉えるようになりました。
またこのような機会がありましたら、ぜひ参加したいと思います。

 

大阪事務所
大阪事務所単独でこういった企画に参加する機会がほぼなかったため、本企画は大阪事務所としてどんなチャリティ活動が出来るのかを考える良いきっかけになったと感じています。
今まで日常生活の中で「フードドライブ」や「こども食堂」という言葉は耳にしていても、その実態については必ずしも正しく理解出来ていなかったメンバーもおり、フードドライブとは何かを改めて知り、より身近に考える良い機会となりました。また寄付する食品を探していく中で、棚の奥で気づけば期限を過ぎてしまっていた物も出てきて、フードロスを改めて意識するきっかけにもなったように思います。
本企画について大阪事務所メンバーで話し合う中で、実は家にこういう物も余っている、自分は使わなくなってしまったけど捨てるのも忍びなくて処分できない物がある、というような、今後のチャリティ活動のアイディアにもなりそうな話もありました。今後も事務所企画を通じ、サステナビリティとは何か、自分たちが出来ることは何なのかを皆で考えて行動していきたいと思います。

 

 

チャリティー企画を実施して

根本 剛史 弁護士
今回のフードドライブを通じて、食品ロス、貧困、孤食等の社会問題の現状について深く知る機会になりました。また、弁護士・スタッフが一体となり、かつ、国内の各拠点が参加することで、西村あさひが一体となって各地域での社会貢献に取り組むことができました。
西村あさひの基本使命である「『法の支配』を礎とする豊かで公正な社会を実現する」ため、今後も、社会貢献活動に積極的に取り組んで参ります。

プロジェクトメンバーMember

保坂 雅樹 Masaki HOSAKA

  • パートナー
  • 東京
  • 経営会議議長

M&A/コーポレート(一般企業法務)案件に関しクライアントをサポート。企業買収、企業統合、企業組織・グループ再編、買収防衛などのクロスボーダー案件・国内案件を手がける。1989年より事務所所属、1998年よりパートナー。2011年から2021年3月まで執行パートナー(マネージング・パートナー)として、また2021年4月から経営会議議長として事務所運営に従事。

複雑なM&A案件を多数手掛け、依頼者に寄り添って真摯なアドバイスを行っている。M&A関連の紛争の経験も豊富であり、創業家株主のいる会社の諸問題にも精通している。近時は、ビジネスと人権、インパクト投資等の案件にも多く携わっており、サステナビリティの観点から企業にアドバイスを行っている。また、プロボノ案件も積極的に行っており、日本で有数の経験を有する。

医薬品、医療機器から、診断薬、化粧品、健康食品、医療システム、臨床検査まで、幅広いライフサイエンス・ヘルスケア分野におけるM&A、規制調査、契約書作成、不正事件調査、当局対応に従事。他業種からヘルスケア分野への参入、外国企業による日本ビジネスへの参入のサポートも行う。人々の生命および健康に貢献することを究極的な目標として、クライアントが最大限自由にビジネスをできるようにすることを目指す。薬機法に関する書籍・論文の執筆、セミナー講師も対応。

田中 栄里花 Erika TANAKA

  • アソシエイト
  • ハノイ / ホーチミン