株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ:三井住友トラスト・ローン&ファイナンス株式会社の株式取得
西村あさひは、株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ(以下、「コンコルディアFG」)が、三井住友信託銀行株式会社(以下、「三井住友信託銀行」)の完全子会社である三井住友トラスト・ローン&ファイナンス株式会社の持分85%を取得して子会社化した上で、同社の事業をコンコルディアFGおよび三井住友信託銀行の共同事業とすることを合意するにあたり、コンコルディアFGに対してリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所の錦織康高弁護士、中山達也弁護士、石﨑泰哲弁護士、谷澤進弁護士および小林和真呂弁護士が担当しました。
弁護士等 People
主な業務分野は、M&A全般(PE投資含む)、金融機関M&A、ストラテジックアライアンス、エクイティファイナンス(VC投資含む)、保険業、銀行業、コーポレートガバナンス、その他一般企業法務全般であり、国内外の案件含め、これまで多数の案件を手がけている。案件実績に記載のとおり、金融機関を含む多数の業界におけるM&Aに関与してきた強みを有するとともに、多数の案件で培った、M&A実行前の戦略策定からM&A実行後のPMIに至るまでのアドバイス、また、戦略的提携やコーポレートガバナンスに関するアドバイスへの強みを有している。さらに、案件実績に記載のとおり、ベンチャー支援や、エクイティファイナンスその他の資金調達案件にも強みを有している。 これらの多数の案件実績に基づき、効果的・機動的かつ親身なアドバイスを提供する。 また、民間企業における社外役員に従事するとともに、著名な大学やロースクールでの教育活動にも関与している。
業務分野の広さを特徴としており、金融証券規制やファイナンスを切り口として、金融商品に関する様々な紛争案件(特に国際紛争案件)の他、M&A(近時では、KKR及び楽天による西友の買収やJXグループと東燃ゼネラルグループの統合など)やあおぞら銀行の2013年における資本再構成案件等、クロスボーダー案件を中心に、様々な重要案件を手掛けています。2015年には、前年に行われたサントリーホールディングスによる米国Beam社の買収案件について、FinanceAsiaが主催するJapan Achievement Awards 2014/2015においてDeal of the Yearを受賞、またALBが主催するJapan Law Awards 2015においてJapan Deal of the Yearを受賞しました。 また、租税法分野における実務も多く手掛け、M&A、ファイナンス案件に関するタックスプランニングの他、税務調査対応等を行っており、2010年に納税者完全勝訴によって終結した我が国損保会社の再保険契約に関する税務訴訟を担当しています。 ファイナンス分野及び租税法分野における理論面での活動も活発であり、2010年から2013年まで東京大学法科大学院において税法分野の科目を中心として教鞭を執りました。この他、執筆として、『ファイナンス法大全』(共著、商事法務)、『Comparative Income Taxation』(共著、KULVBR LAW INTERNATIONAL)、「株式発行価額の検証」(共著、有斐閣)などがあります。