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    株式会社FPG:Ocean Network Express Pte. Ltd.向けコンテナ船リース取引にかかるサポート

西村あさひは、株式会社FPG(以下、「FPG」)が取り組む、国内造船所にて建造されるコンテナ船4隻を対象とし、シンガポール共和国法人のOcean Network Express Pte. Ltd.への傭船を行うリースファンド事業案件(以下、「本案件」)について、FPGに対してリーガルアドバイスを行いました。

本案件は、株式会社国際協力銀行(以下、「JBIC」)およびBNPパリバ銀行東京支店、香港上海銀行東京支店、シティバンク、エヌ・エイ東京支店(以下、「商業銀行」)が融資提供し、商業銀行による融資について株式会社日本貿易保険(以下、「NEXI」)による融資保険が付されたもので、JBIC と NEXI が初めて参加する購入選択権付き日本型オペレーティングリース(JOLCO)を用いた船舶融資案件となります。

また、本案件対象であるコンテナ船には、国土交通省が設けた「先進船舶導入等計画認定制度」に基づく認定および「外航船舶確保等計画認定制度」に基づく認定を受けており、船舶の取得初年度における償却額について償却率の上乗せが認められる、特別償却制度が適用される予定となります。

本件は、当事務所の渋川孝祐弁護士が担当しました。

弁護士等 People

渋川 孝祐

渋川 孝祐 Kosuke SHIBUKAWA

  • パートナー
  • 東京

アセット・ファイナンス案件を中心に、バンキング、買収ファイナンス案件等幅広くファイナンス取引において、国内外の銀行、リース会社その他の金融機関、航空会社、海運会社等をサポートしている。
 特に、国内及びクロスボーダーの航空機・船舶・海上コンテナ等のリース取引、売買取引を含むアセット・ファイナンス取引においては、ストラクチャリング、ドキュメンテーション、交渉、案件実行に至る全過程において、豊富な知識・経験を基にアドバイスを行い、スムーズな取引実行を実現する。
 また、洋上原油生産貯蔵設備(FPSO/FSO)を中心とするクロスボーダーのプロジェクトファイナンス案件にも多く関与し、広く国内外の金融機関に対してアドバイスを行っている。