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    株式会社JERA:米国における低炭素アンモニア製造事業Blue Pointに対する出資参画

西村あさひは、株式会社JERA(以下、「JERA」)がCF Industries Holdings, Incおよび三井物産株式会社と共同で最終投資決定をした、米国ルイジアナ州における低炭素アンモニア製造プロジェクトであるBlue Pointの生産物のオフテイク・アレンジメントについて、JERA対してリーガルアドバイスを行いました。

本プロジェクトは、世界最大規模となる生産能力年間約140万トンの低炭素アンモニア製造プロジェクトであり、天然ガスを原料としてアンモニアを製造し、製造過程で発生したCO2は回収し、輸送・貯留することになります。

本件は、当事務所のアレクサンダー・ウッディ ハワイ州弁護士がディールをリードし、パートナーの紺野博靖弁護士、カウンセルの福嶋美里弁護士、スコット・アルパー メリーランド州弁護士および村本静弁護士とともに担当しました。

弁護士等 People

アレクサンダー・ウッディ

エネルギー・天然資源プロジェクト投資、開発、資金調達に関するアドバイスを提供。日本で20年以上の経験を有し、クロスボーダーLNG投資、トーリング、購入契約、輸送関連契約を主に手がける。

また、仲裁の案件に対して幅広く戦略的なアドバイスを提供するとともに、長期的なプロジェクトの過程で生じる紛争の解決に向け、クライアントを支援してきた。
太陽光発電、バッテリー、風力発電への投資や、初期段階の水素プロジェクトに関するアドバイスも提供している。

Chambers Global 2022およびChambers Asia-Pacific 2022のLeading Lawyer for Projects & Energy: International - Japanにランクイン。
また、Legal 500 Asia Pacific 2022において、Projects and Energy: International Firms and Joint Ventures のLeading Individualとして選出されている。

紺野 博靖

紺野 博靖 Hiroyasu KONNO

  • パートナー
  • 東京

世界でのLNG、バイオマス燃料、石炭、レアメタル、銅鉱石、石油、その他の金属鉱物等の開発及び売買といった上流・中流分野、ならびに日本での国内の電力ガス売買といった下流分野を中心に、資源エネルギー分野を扱う。海外の法律事務所の資源エネルギー部門に加え、新日本石油株式会社(現ENEOS株式会社)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(現 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)、および株式会社JERAに出向或いは嘱託勤務した経験や、行政機関の委員等を務めた経験があり、業界実務と政策動向に幅広い知見を有する。経営的視点も加味し、付加価値のある法的サービスを提供することを心がけている。弊事務所の各部門のエキスパートと緊密に連携し、資源エネルギー分野に起こるあらゆる法的事象に対応。CCS(二酸化炭素分離回収貯留)、カーボンクレジット取引等の二酸化炭素に関わる法的問題にも先進的に取り組む。

福嶋 美里

福嶋 美里 Misato FUKUSHIMA

  • カウンセル
  • 東京

クロスボーダーM&A、海外との取引を含む一般企業法務に多数関与。国内事業会社によるアウトバウンド案件においては、クライアントのニーズに合ったサポートを行うべく、現地法律事務所との緊密な連携とクライアントへの丁寧な説明を尽くす。また、エネルギー分野の事業会社の案件を、出資プロジェクトから日常的な取引、新規サービス開発のサポートまで幅広く担当。出向中は、電力・ガス取引及び燃料トレーディングに関するアドバイスの提供、国内洋上風力発電等の再生可能エネルギープロジェクト及び新規事業開発案件への関与のほか、独禁法コンプライアンス対応も担当。大手企業の内部通報対応にも継続的に関与し、案件処理及び当事者の処遇に対するサポートを行う。