ヒューリック株式会社ほか:シンガポール最新鋭物流施設への共同出資
当事務所は、ヒューリック株式会社、西松建設株式会社、芙蓉総合リース株式会社および株式会社リサ・パートナーズが、クロスボーダー不動産投資を専門とするTRI Investment Management Pte. Ltd.とのコラボレーションのもと、APAC地域における不動産開発大手であるESR Group Limitedが主導する、シンガポール最新鋭の物流施設となるジュロン工業団地の開発案件である「Sunview Logistics & Container Hub」に共同投資家として参画するにあたり、同4社に対してリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所の山中政人弁護士、吉本智郎弁護士および提携事務所であるBayfront Law LLCのメリッサ・タン シンガポール弁護士が担当しました。
弁護士等 People
2014年よりシンガポール事務所に赴任し、2019年にはシンガポール法弁護士資格試験(FPC)にも合格。シンガポールおよびインドネシアを中心とした東南アジア諸国における企業法務全般に一貫して従事。総合商社、建設会社、鉄道会社、メーカー、総合食品卸事業者等による東南アジア諸国における出資、JV、企業買収案件等の経験多数。シンガポールを頂点とするグローバル企業の買収案件についても、多国籍弁護士チームの中心メンバーとして過去に多く関与している。さらに、インドネシアおよびシンガポールにおける危機管理、紛争(訴訟)等の案件にも強みを有し、時には自ら現地に赴いて案件をハンドルする。経験により得られた言語‧文化‧制度‧商慣習等の相違に対する理解をもとに、丁寧なコミュニケーションによる案件推進を重視。最近では各国資格弁護士と連携し、日系企業の海外事業所、支店等におけるコンプライアンスセミナーにも登壇している。シンガポール労働法に関する執筆および原稿多数。
Bayfront Lawは、西村あさひシンガポール事務所とシンガポール弁護士法に基づくNishimura & Asahi-Bayfront Law Allianceを組成するアライアンス事務所です。
三井安田法律事務所、リンクレーターズ、三宅坂総合法律事務所を経て、2008年4月西村あさひへ入所。2011年に、Norton Rose Hong Kongへ出向した後、2012年西村あさひシンガポール事務所での勤務開始。以後、日系企業のシンガポール、マレーシア、インドネシアを中心としたアジア進出、企業買収、ファイナンス、ジェネラル・コーポレート案件等を支援している。最近では、特にシンガポール、マレーシア及びインドネシアでのパブリックM&Aに強みを持っている。