- 所外セミナー
~個別具体的な行使条件の選択肢から交付戦略、SO プールまで~
未上場スタートアップ企業のためのストックオプション設計の全容
- 日時
- 2024年4月15日(月) 14:30~16:30
- 会場
- ワイム貸会議室 高田馬場 Room3A
近時、ストックオプションの活用を推進するための施策(例えば、2023 年に国税庁公表のストックオプションを巡る課税関係に関する Q&A、令和 6 年税制改正を通じた税制適格ストックオプションの要件緩和等)が進んでおり、未上場スタートアップがストックオプションを柔軟かつ適切に交付する環境が整備され始めております。
本セミナーでは、まず、①ストックオプションの持つインセンティブ機能や交付目的を整理しつつ、②税制適格ストックオプションや有償ストックオプションの課税上の取扱い、税制適格ストックオプションを作り込む上での実務上の検討課題について概説いたします。また、③ストックオプションのインセンティブ機能を契約書のドラフトを通じて実現できるよう、具体的な行使条件の選択肢も概説いたします。さらに、④将来的なIPO も見据えて、ストックオプションの交付戦略についても検討します。
最後に、⑤ストックオプション割当契約や発行要項の実務的な使い分け、⑥オプションプールを設定する上での実務上の留意点(現在国会で審議中の改正産業競争力強化法により導入される予定の「日本版ストックオプションプール」についても触れる予定です)についても解説させていただきます。
*後日オンデマンド配信がございます。
国内M&A、クロスボーダーM&A、JVを含む資本業務提携、コーポレートガバナンス、株主総会対応、ストックオプション設計、労働法務、会社訴訟等、国内外のコーポレート案件を幅広く手がける。クライアントや利害関係者との円滑な意思疎通を意識しながら、ニーズに応じた戦略的アプローチとフレキシブルな対応を心がける。
近時は、国内事業会社・国内ファンドによる海外スタートアップへの投資案件に精力的に関与しているほか、国内スタートアップ企業に対して多様な支援業務を提供している。また、米国留学を通じて培った知見とネットワークを活かし、我が国のスタートアップ投資エコシステムの発展に寄与すべく、執筆やセミナー等を通じたマーケットへの発信も積極的に行う。