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  • 当事務所主催

N&Aリーガルフォーラムオンライン

データの法的性質と、データ関連契約の条項・戦略

日時
収録日:2023年9月13日(水) 公開期間:2023年9月21日(木) ~ 2023年12月22日(金)17:00 (JST)
会場
オンライン配信

 企業の競争力・生産性の維持・向上において、データの利活用が不可欠になっています。また、ChatGPT等の生成AIの利用の進展に伴い、益々、データの価値が高まっています。そのため、データを利活用するためのデータ関連契約の重要性も高まっています。
 データ関連契約の作成、交渉等を行うためには、データに発生する権利等について理解した上で、データビジネスの内容を踏まえた戦略に基づき、データ関連契約の条項を検討する必要があります。
 そこで、本セミナーでは、データ利活用のポイント、データの法的性質、データ関連契約における重要条項について整理および解説をした上で、データ関連契約における戦略および留意点について、事例を踏まえて解説します。

プログラム Program

  • データ利活用のポイント
    (1)データの価値の高まり
    (2)価値の高いデータの類型
    (3)ChatGPT等の生成AIにおけるデータ利活用
  • データの法的性質
    (1)データに発生する権利
    (2)個人情報、営業秘密、限定提供データ、秘密情報の関係性の整理
    (3)営業秘密と限定提供データの類似性を踏まえた管理等
    (4)個人情報、個人データ、要配慮個人情報、個人関連情報、仮名加工情報、匿名加工情報の関係性の整理
    (5)データビジネスにおける個人情報に関する実務上の工夫
  • データ関連契約における重要条項
    (1)データ関連契約の類型
    (2)提供データの定義
    (3)提供データの利用許諾条項
    (4)派生データの権利帰属・利用許諾条項
    (5)提供データ・派生データの管理条項
  • 事例を踏まえたデータ関連契約の戦略・留意点
    (1)共同研究開発契約における提供データの内容、および、提供タイミング
    (2)他者とデータビジネスを行う場合のイニシアティブ
    (3)データ提供者がデータ受領者を拘束することができる範囲・内容
    (4)多段階のデータ提供(データ利用許諾)
    (5)センサ等から得られるデータに係る権利の整理
    (6)データの横展開

講師等 Speakers

濱野 敏彦

濱野 敏彦 Toshihiko HAMANO

  • パートナー
  • 東京

理系のバックグラウンド(工学部電子工学科卒業・大学院修了)をいかして、AI、各種データ保護・利活用、医療・ヘルスケア、ソフトウェア・システム関係全般、クラウドコンピューティング、IT、DX等の多くの技術系案件に従事する。特に、理系の大学・大学院の3年間、今のAIの中心技術であるニューラルネットワーク(ディープラーニング)の研究室に所属していたため、AI技術に詳しい。 また、理系の大学院在籍時に弁理士試験に合格し、弁理士資格を有している。そのため、理系のバックグラウンドと弁理士としての知見をいかして、知的財産に関する案件を幅広く取り扱う。 知的財産に関する紛争案件については、特許侵害訴訟、職務発明訴訟、営業秘密訴訟等に従事する。特に、営業秘密関連の紛争について豊富な経験を有しており、その経験を踏まえて、営業秘密漏えいを防止するための体制整備の実務対応(規程類の作成、データ管理、従業員教育等)をサポートする。

注意事項
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