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N&Aリーガルフォーラムオンライン

生成AIサービスの利用ポイントと法的留意点 ~生成AIサービスの進展・利用動向を踏まえて~

日時
収録日:2023年11月30日(木)公開期間:2023年12月7日(木)~ 2024年3月7日(木)17:00(JST)
会場
オンライン配信(アーカイブ)

昨年から、ChatGPT等の生成AIサービスの利用が、個人のみならず、企業においても、急速に進んでいます。そして、生成AIサービスは、機能追加、他サービスとの連携、他ソフトウェアとの連携等を急速に進めており、新たなサービスも次々に登場しています。また、生成AIサービスの提供企業は、利用企業側の不安や懸念に応えるための対策に力を入れ始めています。そして、生成AIサービスは、現在は、①大規模言語モデル、②画像生成AI、③プログラム関連生成AIのサービスが中心となっています。
そこで、本セミナーでは、AI技術に知見を有する講師が、生成AIのポイントについて分かり易く解説した上で、技術・サービスの進展、及び、利用動向を踏まえて、①大規模言語モデル、②画像生成AI、③プログラム関連生成AIのそれぞれについて、ポイント及び法的留意点を解説します。
 

プログラム Program

1. 生成AIのポイント
(1)AI・生成AIの概念整理
(2)生成AIの進展経緯の概要
(3)生成AIの特徴(パターン処理・帰納的処理・似たものが出力されること)
(4)生成AI全体の利用動向

2. 大規模言語モデル
(1)技術・サービスの進展(プラグイン、プロンプトエンジニアリング関連サービス、カスタマイズサービス等)
(2)利用動向(ウェブサイト利用、クラウド利用等)
(3)著作権法に関する留意点(プロンプトへの著作物の入力、出力の著作物該当性、オーバーライド問題等)
(4)個人情報に関する留意点(いわゆる「クラウドサービスの例外」、サーバ所在地等)
(5)その他の法的留意点

3. 画像生成AI
(1)技術・サービスの進展(出力画像の部分修正、画像を用いた画像生成等)
(2)利用動向
(3)画像生成AIサービスの炎上リスク
(4)米国における訴訟との関係
(5)画像生成AIに関する法的留意点

4. プログラム関連生成AI
(1)技術・サービスの進展(言語モデルとプログラム支援ツール)
(2)利用動向
(3)OSS(オープンソースソフトウェア)との関係
(4)米国における訴訟との関係
(5)プログラム関連生成AIに関する法的留意点

講師等 Speakers

濱野 敏彦

濱野 敏彦 Toshihiko HAMANO

  • パートナー
  • 東京

理系のバックグラウンド(工学部電子工学科卒業・大学院修了)をいかして、AI、各種データ保護・利活用、医療・ヘルスケア、ソフトウェア・システム関係全般、クラウドコンピューティング、IT、DX等の多くの技術系案件に従事する。特に、理系の大学・大学院の3年間、今のAIの中心技術であるニューラルネットワーク(ディープラーニング)の研究室に所属していたため、AI技術に詳しい。 また、理系の大学院在籍時に弁理士試験に合格し、弁理士資格を有している。そのため、理系のバックグラウンドと弁理士としての知見をいかして、知的財産に関する案件を幅広く取り扱う。 知的財産に関する紛争案件については、特許侵害訴訟、職務発明訴訟、営業秘密訴訟等に従事する。特に、営業秘密関連の紛争について豊富な経験を有しており、その経験を踏まえて、営業秘密漏えいを防止するための体制整備の実務対応(規程類の作成、データ管理、従業員教育等)をサポートする。

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