株式会社三菱UFJ銀行およびBank of Ayudhya PCL:HC Consumer Finance Philippines, Inc.の株式売却と、Bank of Ayudhya PCLとの株主間契約の締結
西村あさひは、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、「MUFG」)と株式会社三菱UFJ銀行(以下、「三菱UFJ銀行」)が保有するHC Consumer Finance Philippines, Inc.の株式25%を、三菱UFJ銀行の持分法適用会社であるSecurity Bank Corporationに譲渡し、MUFGの連結子会社であるタイ王国商業銀行Bank of Ayudhya PCL(以下、「アユタヤ銀行」)が引き続き75%の過半数株式を保有する株主間契約を締結するにあたり、三菱UFJ銀行とアユタヤ銀行に対しリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所の吉本祐介弁護士およびジェイソン・ジャオ フィリピン弁護士が担当しました。
弁護士等 People
フィリピンおよびニューヨーク州の弁護士資格を有するパートナー。企業法務に関する幅広い案件について豊富な経験を有し、アジアおよび太平洋地域のクライアントへアドバイスを行っている。
数十億ドル規模のM&A(戦略的買収、投資、事業売却、ジョイント・ベンチャー)、知的財産のライセンス契約、その他クロスボーダー取引など、数多くの契約締結に関する交渉・アドバイスを行っており、建設 / インフラ、コンシューマー&リテール、エネルギー / 電力、FinTech(フィンテック)、医薬品 / ヘルスケア / ライフサイエンス、機械 / その他製造業、プライベート・エクイティなど、様々な分野に精通している。また、国際的な紛争、仲裁、訴訟においてクライアントの代理人としてもアドバイスを行っている。
西村あさひ入所前は、日本の大手法律事務所でパートナーを務め、国際的な取引においてThe Best Lawyers™に何度も選出されている。クライアントとの案件はもちろん、日本の様々な国際法務機関や商工会議所でも活躍している。
インドネシアを中心とする新興国の企業法務全般に従事。日系総合商社の本社および米国拠点の法務部・コンプライアンス部門ならびにインドネシアの現地大手法律事務所に出向経験。インドネシア法律事務所出向後、インドネシアにおけるM&A、ファイナンス、訴訟、刑事対応、倒産手続き等、多様な案件に関与。インドネシア・プラクティスチームの主要メンバーとして、インドネシア人弁護士とのネットワークを利用し、現地の実務を踏まえた、効率的かつ機動的な案件対応に強み。また、総合商社出向の経験を活かし、インドネシア以外のフィリピン、カンボジア等のASEAN各国やバングラデシュ、ブラジル等その他新興国のM&A、危機管理案件も多く手がける。