株式会社神戸製鋼所:スウェーデン・H2グリーンスチール社への出資
西村あさひ法律事務所は、株式会社神戸製鋼所(以下、「神戸製鋼所」)が、スウェーデン・H2グリーンスチール社に対し出資を行うにあたり、神戸製鋼所に対してリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所パートナーの野田昌毅弁護士およびアドバイザーのカール・グスタフ・ドゥ・ギア氏が、山口萌人弁護士とともに担当しました。
弁護士等 People
カール・グスタフ・ドゥ・ギア Carl Gustaf DE GEER
- アドバイザー
- 東京
北欧最大のM&A案件や、スウェーデン政府による公共部門の民営化、国有企業の売却案件などを手掛けた経験を有しています。 Chambers Global 2019においてもギア氏は、スウェーデンのコーポーレート/M&A分野における“Senior Statesperson”として選出されています。
コーポレート・M&A分野のパートナーであり、事業会社同士の統合、買収、組織再編、資本・業務提携やジョイントベンチャー設立、PEファンドによる非上場化取引等の各種のM&A取引を主として担当しています。
M&Aにも様々な種類のものがありますが、税務面等を含めた複雑なストラクチャリングが必要となる取引やインバウンド及びアウトバンドのクロスボーダーでのM&A取引を数多く手がけております。案件をリードするカウンセルとして従事した主な案件には、シンガポールのWuthelam Holdingsからの日本ペイントに対する敵対的買収提案に対する対応、日本生命による米国Post Advisoryの持分取得、楽天による統一超商(Presidential Group)からの台湾楽天の株式取得による100%子会社化、東京センチュリーリースによる米国GA Telesis株式の取得、日本ペイントによるWuthelam Holdingsに対する第三者割当増資及び海外8地域(中国、香港、シンガポール、マレーシア、パキスタン、スリランカ、ベトナム、バングラデシュ)におけるJV株式取得、AirAsiaの日本再参入に伴う楽天によるAirAsiaとの提携及び合弁会社である日本エアアジアの設立、日本生命がオーストラリアNational Australia Bankから投資事業等をカーブアウトした上で生命保険事業に特化する会社となったMLC Limitedの株式の80%を取得するとともに、MLC LimitedがNational Australia Bankとの間で20年間にわたる保険販売契約を締結する取引、日本の大規模上場会社が米国上場会社との間で株式のみを対価として対等統合を行う案件等があります。