- 所外セミナー
海外スタートアップ投資の実務対応
- 米国、欧州主要国の投資案件を例に -
- 日時
- 2025年2月27日(木)12:00〜14:00
- 会場
- オンライン配信
森本凡碩弁護士が2025年2月27日(木)に、Legalscape主催のセミナーにおいて「海外スタートアップ投資の実務対応 - 米国、欧州主要国の投資案件を例に -」と題する講演を行います。
セミナー詳細
近時、国内の事業会社や投資家が、海外スタートアップへの投資を検討する例が増えております。海外スタートアップに投資する場合は、国内スタートアップに投資する場合と比べて、例えば、①英語でのドキュメント作成やコミュニケーションが必要となること、②外国法や規制を踏まえてデュ-・ディリジェンスを行う必要があること、③外国法令・規制、現地プラクティスを踏まえた交渉が必要となること、等の違いがあります。
本セミナーでは、海外スタートアップへの投資に多数のアドバイス経験を有するリーガルアドバイザーの立場から、海外スタートアップ企業に投資するにあたり、実務上の検討事項や案件を進める上での留意事項について、幅広に概説いたします。併せて、投資契約や株主間契約書で規定される主要条項も、検討要素や条文サンプルもお示しながら、解説いたします(なお、必要に応じて、米国や欧州主要国での特有の問題等にも適宜触れる予定です)。
1.海外スタートアップ投資案件の特徴・類型化
2.投資スキームの選択
(1)普通株式・優先株式
(2)SAFE
(3)転換社債(Convertible Bonds)
3.デュー・ディリジェンスを巡る検討事項・留意事項
(1)DDスコープ限定の要否・範囲
(2)海外アドバイザーとの連携の要否・範囲
4.米国・欧州主要国の実務動向
(1)アメリカ
(2)ドイツ・フランス
5.投資契約書の内容
(1)クロージング
(2)前提条件(アメリカと欧州における違い等)
(3)表明保証(DDでの開示情報との関係性等)
(4)誓約事項
(5)その他
6.株主間契約書の内容
(1)ガバナンス体制
(2)事前承諾事項・事前通知事項・財務情報開示請求権等
(3)株式譲渡制限(ロックアップ期間とExit方針)
(4)先買権、ドラッグ・アロング権、タグ・アロング権
(5)プット・オプション、コール・オプション
本セミナーは、Legalscape会員様向けオンラインセミナーです。
法律事務所ご所属の方はお申込をご遠慮願います。
国内M&A、クロスボーダーM&A、JVを含む資本業務提携、コーポレートガバナンス、株主総会対応、ストックオプション設計、労働法務、会社訴訟等、国内外のコーポレート案件を幅広く手がける。クライアントや利害関係者との円滑な意思疎通を意識しながら、ニーズに応じた戦略的アプローチとフレキシブルな対応を心がける。
近時は、国内事業会社・国内ファンドによる海外スタートアップへの投資案件に精力的に関与しているほか、国内スタートアップ企業に対して多様な支援業務を提供している。また、米国留学を通じて培った知見とネットワークを活かし、我が国のスタートアップ投資エコシステムの発展に寄与すべく、執筆やセミナー等を通じたマーケットへの発信も積極的に行う。