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SAFEによるベンチャー投資

  • 所外セミナー

SAFEによるベンチャー投資

〜株式投資との比較等〜

日時
2023年8月4日(金)10:00〜12:00
会場
東京 グリンヒルビル セミナールーム

日本におけるコンバーティブル投資手段の認知度は低く、その有用性にかかわらず、その活用は少数の事例に留まっているのが現状です。一方、米国では、スタートアップに対する資金調達において、SAFE(“Simple Agreement for Future Equity”の呼称)と呼ばれるコンバーティブルエクイティを活用する事例が非常に多くなっております。
本セミナーでは、日本のスタートアップ投資実務において馴染みの少ないSAFEの内容(例えば、SAFEが株式に転換される仕組み、SAFEを用いるメリット・デメリット、株式投資との比較等)について解説します。その上で、実際にSAFEで投資する場合の法的留意点、とりわけ、①SAFEを設計する際の検討ポイント、②投資条件設定時の考慮事項、③投資契約に規定することが考えられる主要な条項について解説します。

1.SAFEの概要

2.SAFEを活用した資金調達のメリット・デメリット
  (1)創業者から見たメリット・デメリット
  (2)投資家から見たメリット・デメリット

3.SAFEがスタートアップの株式に転換される仕組み
  (1)バリュエーションキャップの考え方
  (2)ディスカウントレートの考え方
  (3)その他の仕組み

4.株式による資金調達との比較・選択

5.日本でSAFEを導入することができるか?

6.SAFEを設計する際の検討ポイント
  (1)次回株式資金調達時の転換
  (2)事業売却時の転換又は金銭清算
  (3)IPO時の転換又は金銭清算
  (4)解散時の金銭清算
  (5)行使条件の設定

7.投資条件設定時の考慮事項
  (1)バリュエーションキャップの設定
  (2)ディスカウントレートの設定

8.SAFE投資契約
  (1)各事案共通の基本的な条項
  (2)個別の契約交渉を通じて規定される条項
    (a)投資家の財務情報開示請求権
    (b)投資家の優先引受権
    (c)投資家のガバナンス上の権利
    (d)その他(SAFEの買取請求権等)

本セミナーについては、法律事務所ご所属の方はお申込をご遠慮願います。

■このセミナーは、①会場でご受講、②「Zoomミーティング」のLIVE配信でご受講③後日動画でのご受講、からお選びいただけます(いずれも開催前のお申し込みが必要です)。
①会場受講:当日は受講証をお持ちの上、会場にお越しください。資料はメールで事前にお送りしますが、製本資料も当日会場でお渡しいたします。資料到着後のキャンセルはお受けできません。
②Zoom・LIVE配信受講:開催約1週間前に受講URLや接続方法をメールでお送りします。また、事前にメールで資料をお送りします。複数名でのご視聴、録音録画はご遠慮下さい。資料到着後のキャンセルはお受けできません。
③後日配信受講:ご入金確認後、セミナー開催後3営業日以内に、WEB視聴用のURL、ID、パスワードをお送りします。資料は視聴画面からダウンロードできます。視聴期間は2週間、ご希望の日程でご視聴いただけます。

講師等 Speakers