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  • Insights

欧州進出支援

(フランクフルト・デュッセルドルフ拠点開設)

欧州進出支援 欧州進出支援

西村あさひは、今後増大することが見込まれる欧州地域におけるリーガルサービスへの需要を受け、2020年にフランクフルトおよびデュッセルドルフに現地事務所を開設することといたしました。現地事務所は、ドイツへの進出のみならず、欧州地域への進出を支援する「欧州拠点」としての位置づけを有するものです。
 
欧州は、欧州連合に加盟する国々だけでも27か国(2020年4月現在)と多数存在し、さらに、各国における法令および商慣習が異なるため、事業運営が難しい地域です。このような背景の下で、当事務所は、欧州に進出する日系企業のために、現地事務所と日本の各拠点とが連携して、日本と同水準のリーガルサービスを提供してまいります。
 
当事務所は、これまでも欧州各国の法律事務所との間で構築した緊密なネットワークを活用し、欧州でのクロスボーダー取引、GDPRを始めとするデータ保護法への対応、訴訟・紛争および規制当局対応案件などを多数取り扱ってまいりました。当事務所の欧州プラクティスチームは、ドイツやフランス等の弁護士資格を有する弁護士や、欧州での留学・実務経験を有する弁護士を多く擁しており、とりわけ、日本企業による欧州企業の買収・提携案件、GDPR対応案件および競争法対応案件では多くの実績を挙げております。また、北欧関連のクロスボーダー取引については独自の強みを有しています。
 
今後は、フランクフルトおよびデュッセルドルフの現地事務所と日本の各拠点が連携するとともに、案件に応じて外部の法律事務所とも協働し、日系企業の欧州への進出・展開及び撤退も含め、M&A、個人情報保護法、労働問題を含むジェネラル・コーポレート、競争法案件を含む規制当局対応、訴訟・紛争等様々な分野でクライアントの要望に応じたテーラーメードかつ日本クオリティの最大限のサポートを提供してまいります。
 
なお、現地事務所は、コーポレート、M&A、個人情報・データ保護法分野において豊富な経験を有するパートナーの石川智也弁護士、およびドイツや米国においてクロスボーダーM&A案件を数多く手がけた経験を有する外国法パートナーのドミニク・クルーゼドイツ弁護士の両パートナーが代表を務める予定です。

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