大和工業株式会社:POSCO SS VINA JOINT STOCK COMPANYの株式取得
西村あさひ法律事務所は、大和工業株式会社(以下、「大和工業」)が、韓国のPOSCOから、POSCOの子会社であるベトナムの鉄鋼メーカーPOSCO SS VINA JOINT STOCK COMPANYの発行済株式の49%を取得し、同社を持分法適用関連会社とするための契約を締結するにあたり、大和工業に対してリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所パートナーの廣田雄一郎弁護士、大矢和秀弁護士、ハー・ホアン・ロック外国弁護士が、平松哲弁護士およびマイケル・ダグラス外国法事務弁護士とともに担当しました。
弁護士等 People
ベトナムの国内法律事務所や外資系事務所での8年以上の経験を経て、2012年6月に西村あさひ ホーチミン事務所に入所。製薬会社、建築会社、ベトナムで上場しているデジタルリテーラーの株式取得案件、ホーチミン市での不動産開発の入札案件をはじめ、ベトナムにおける大規模案件に数多く従事。著名な日本の投資家のベトナム国内でのファイナンスリース、不動産開発、鉄鋼製造業における数億米ドル相当の投資の支援も手がける。また、ベトナムに展開する大規模な日本企業の従業員向けの贈賄防止に関する講義やベトナム国内の製品のリコールについてのアドバイスも行う。個別案件だけでなく、法律雑誌への寄稿、様々なトピックの記事や出版物の共同執筆等も多数。英語とベトナム語が堪能。
2001年の弁護士登録以後、米国留学および日本銀行への出向を経て、2012年の大阪事務所開設時より共同代表を務める。国内外のM&A、日常的な法律相談やコンプライアンスに関する相談等平時における対応に留まらず、株主提案等会社の支配権獲得に関する対応や、カルテル、危機管理、重要な訴訟等クライアントの非常時の対応実績も豊富。とりわけ、在阪企業の産業ガスカルテル事件における課徴金納付命令の審決取消訴訟、および製薬会社の法人税に関する更正処分に関する取消請求訴訟においては、いずれの事案も勝訴。危機管理対応や再生型M&Aにおいては、クライアントはもとより、他分野のプロフェッショナルとの緊密な関係を構築し案件の進行に寄与。広い視野と多角的な分析に基づいた案件対応を旨とする。