- 危機管理
「AIの法律意見を信じました。」という主張は刑事事件で通用するか?~企業活動における「違法性の意識」~(2022年10月31日号)
最近、AIの技術を利用して、法令及び判例等の検索、契約書のレビュー、デジタル・フォレンジック、翻訳などの法律実務を支援する様々なツールやサービスをよく目にするようになりました。私もこうしたサービスやツールの一部を利用したことがありますが、上手に活用すれば、法律実務の効率化を大きく進めることができる便利なものだと感じています。現時点では、様々な法律問題について弁護士(人間)と同じように助言を与えることができる(例えば、様々な事案や問題を入力すると的確な法律意見を出力するような)AIは存在していません。し…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
トピックス
I. 「AIの法律意見を信じました。」という主張は刑事事件で通用するか?~企業活動における「違法性の意識」~(宮本聡)
II. 最近の危機管理・コンプライアンスに係るトピックについて(木目田裕、宮本聡、西田朝輝、松本佳子、梅澤周平)
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危機管理ニューズレター2022年10月31日号(430 KB / 5 pages)
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危機管理の観点からは、決算訂正問題やインサイダー取引等といった金商法違反、カルテルや優越的地位濫用等といった独禁法違反、営業秘密・企業機密・個人情報の漏洩やサイバーセキュリティ、海外公務員贈賄や政治資金規正法、食品・製品の安全・表示(景表法を含む)・事故、マネーロンダリング、業法違反、環境・労働安全衛生法令違反等の企業不祥事に関し、事実調査・第三者委員会、当局の捜査・調査への対応、適時開示・プレス対応、再発防止策構築やコンプライアンス徹底、株主総会対応を含むガバナンス改革、関連する民事訴訟の対応等を行っている。また、複数の企業の公益通報窓口を務める。争訟の観点からは、税務争訟や証券訴訟、会社争訟(責任追及訴訟、敵対的買収防衛)、独禁法関係争訟等を手がけている。なお、法令案・政策案の立案案件にも従事。著作・論文・講演・メディア出演等は多数。日本経済新聞社による「活躍した弁護士ランキング」において下記のとおり受賞。
2021年危機管理分野 第1位、2020年危機管理分野 第1位、2018年危機管理分野 第2位、2014年危機管理部門 第2位、2011年危機管理部門 第3位。2022年企業法務分野 第9位、2016年企業法務分野 第10位、2015年企業法務分野 第8位、2013年企業法務部門 第2位、2012年企業法務部門 第4位。