- 当事務所主催
N&Aリーガルフォーラム
【申込終了】M&AとESGセミナー
- 日時
- 2024年2月16日(金)16:00 ~ 18:45 申込期間:2024年1月10日(水)~ 2024年2月14日(水)12:00(JST)
- 会場
- 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 10階サンライズ・ホール
※申込者数が定員に達したため、受付を終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。
このたび西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、株式会社KPMG FAS共催にて標記セミナーを実施することになりましたので、ご案内いたします。
近年、中長期的な企業価値の向上に向けて、ESGが重要な経営課題であるという認識が高まっており、リスクとしてのみならず収益機会としても重要になるESGをめぐる課題への取組みの強化は、あらゆる企業にとって喫緊の課題となっています。
企業戦略の重要な選択肢の一つであるM&Aを実施する際にも、ESGの観点からの対応や検討の必要性が高まっています。ESGに関連するリスクがビジネスに深刻な影響をもたらす場面が多く見られるようになってきており、リスクベースの対応が必要となることは勿論のこと、各企業におけるサステナビリティに関する取組方針やマテリアリティにも沿ったM&Aであることを、幅広いステークホルダーに対して説明できるようにする観点から、M&Aの検討段階から一定の対応が求められるケースが増加しています。
このような状況の下、現状のM&AプラクティスにおいてはESGの観点からの対応は発展途上にあり、その一方で、実務の最先端においては関連するプラクティスが著しい進展を見せています。
本セミナーでは、昨今盛り上がりを見せているESG領域の中でも、M&Aの文脈におけるデュー・ディリジェンス、バリュエーション、契約書への反映等に焦点を当てて解説いたしますので、ぜひご参加ください。
プログラム Program
16:00 - 16:05 | 開会のご挨拶 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士 安井 桂大 |
16:05 - 16:35 | セッション1 「M&AにおけるESGデュー・ディリジェンス」 株式会社KPMG FAS ディールアドバイザリー・ESGチーム 執行役員パートナー 吉野 恭平 ディレクター 永田 祐介 シニアマネージャー 犬飼 珠美 |
16:35 - 16:55 | セッション2 「M&Aにおける人権の観点からのデュー・ディリジェンス」 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 渡邉 純子 |
16:55 - 17:10 | 休憩 |
17:10 - 17:30 | セッション3 「ESGとバリュエーション」 株式会社KPMG FAS ディールアドバイザリー 執行役員パートナー 金子 敦 |
17:30 - 18:00 | セッション4 「ESGと契約書への反映」 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士 安井 桂大、米 信彰 |
18:00 - 18:45 | ネットワーキング |
講師等 Speakers
国内外のM&A案件を中心に、企業法務全般に従事。日本企業の経営戦略本部への出向、米国留学を経て、日本企業および国内外のプライベートエクイティファンドをクライアントとする案件に幅広く関与。出向時に経営判断を補佐した経験もいかし、事業目的および案件の性質を踏まえ、明快かつ機動的なリーガルサービスを提供。常に案件のコアとして関与し、ディテールに目を配らせながら適確にリードする。
特に、TOB等を用いた経営統合・資本業務提携・親子上場の解消や、カーブアウト・スピンオフ等、複雑な上場会社案件の経験を豊富に有するとともに、敵対的買収・ホワイトナイト・アクティヴィスト対応を含む、利害関係が衝突するタフな案件に強み。
近時は上場企業のESG対応も多く手がけており、M&AにおけるESGデュー・ディリジェンス、コーポレートガバナンスの一貫としての人権方針の策定および人権デュー・ディリジェンスの実施、IRを念頭に置いた環境アクティヴィストや人権NGOへの対応等にも通じている。
国内外のコーポレート業務一般に加え、5年にわたるベトナムその他東南アジア諸国における日系企業のアジア事業展開に関する幅広い業務への従事経験、その後の英国における3年の留学・実務経験を踏まえ、M&A、一般企業法務、アジア法務・ヨーロッパ法務を含む様々な法分野・法域との連携を行いながら、グローバルに急速に変化するサステナビリティ分野における企業の伴走支援を全方位的に行っている。経済産業省の産業構造審議会の委員を含む、人権及び環境課題に関する政府の各種検討会での委員、業界団体のアドバイザー、大手上場企業のサステナビリティ・アドバイザリーボードの有識者等も多く務めながら、欧州の企業サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)その他の海外各国のサステナビリティ関連規制も踏まえた現場での実践について、多くの日本企業を支援している。
また、国際労働機関(ILO)コンサルタントとしての業務経験も踏まえた、グローバルかつ多様なステークホルダーとの連携も強みとする。ビジネスと人権も取扱分野とし、継続的な平時の人権デューデリジェンスの実施支援(各種リスク調査、リスクマッピング、現場調査、ステークホルダーとの対話・ヒアリング支援、関連法の助言、各種規程類の整備、契約作成等)の他、グリーバンスメカニズムの構築支援、NGO等との対話を含む人権リスク発覚時の人権危機管理、グリーバンス窓口の受託、紛争等の影響を受ける地域におけるデューデリジェンスの実施、社内・グループ内の連携体制(グローバルガバナンス体制)に関する仕組構築、M&A時のESGデューデリジェンス等の幅広い依頼に対応し、日本企業に対する支援を行っている。
日本繊維産業連盟が2022年7月に策定した繊維・アパレル業界の人権デューデリジェンスに関する「繊維産業における責任ある企業行動ガイドライン」の策定を、国際労働機関(ILO)コンサルタントとして国際機関の立場から主としてリード。
グリーンウォッシュ対策や、関連法規を踏まえた環境デューデリジェンスの支援も実施。
戦略法務・ガバナンス研究会サステナビリティ分科会アドバイザー。JEITA CSR委員会サステナビリティWGアドバイザー。ビジネスと人権ロイヤーズネットワーク運営委員。一般社団法人ビジネスと人権対話救済機構(JaCER)助言仲介委員。一般社団法人中部SDGs推進センター・シニアアドバイザー。
International Bar Association Business Human Rights(BHR)Committee /Human Rights Law Committee 委員。環境省 日本企業による環境デュー・ディリジェンス対応促進に向けた懇談会 有識者。
吉野 恭平 Kyohei Yoshino
- 株式会社KPMG FAS ディールアドバイザリー・ESGチーム 執行役員パートナー
金子 敦 Atsushi Kaneko
- 株式会社KPMG FAS ディールアドバイザリー 執行役員パートナー
永田 祐介 Yusuke Nagata
- 株式会社KPMG FAS ディールアドバイザリー・ESGチーム ディレクター
犬飼 珠美 Tamami Inukai
- 株式会社KPMG FAS ディールアドバイザリー・ESGチーム シニアマネージャー
- 注意事項
*定員に達し次第締め切らせていただきます。
*受付手続き完了後、開催日数日前より順次E-mailにて受講票をお送りいたします。
*お申し込み多数により、ご希望に添えない場合もございます。
*開催日時・場所・内容につきましては、やむを得ない事情により一部変更になる場合がございます。
*会場内での録音・撮影はご遠慮願います。
*法律事務所所属の方、本分野に関するコンサルティング事業を行っている方、およびご登録いただいた情報から所属先の確認できない⽅等(メールアドレスがフリーアドレスや携帯アドレスの⽅等)、当事務所が適切ではないと判断するお申込みについては、個別にご連絡することなくご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。
金融庁企業開示課においてコーポレートガバナンス・コードおよびスチュワードシップ・コードの改訂を担当。また、世界有数の長期アクティブ運用機関であるフィデリティの日本拠点(フィデリティ投信株式会社運用本部)へ出向し、エンゲージメント・議決権行使およびサステナブル投資の実務に従事した経験を有する。これらの経験を踏まえた豊富な知見に基づき、コーポレートガバナンスやサステナビリティ対応、M&A、株主/ステークホルダーアクティビズム対応、SR対応等の幅広い案件において、多様なステークホルダーの利害を想定した戦略的視点を踏まえたアドバイスを提供する。関連する企業実務課題に関する書籍・論文の執筆やセミナー・講演への登壇も多数。