- 当事務所主催
N&Aリーガルフォーラムオンライン
金融機関に求められるAIガバナンスの実務対応
― 金融庁AIディスカッションペーパーを踏まえて ―
- 日時
- 2025年5月28日(水)15:00 ~ 16:30 申込期限:2025年5月26日(月)12:00(JST)
- 会場
- オンライン配信
生成AIの急速な進展に伴い、金融機関においてもAI活用に対するリスク管理・ガバナンス体制の構築が重要な課題となっています。金融庁は、金融機関は、技術革新に取り残されて中長期的に良質な金融サービスの提供が困難になる「チャレンジしないリスク」を強く意識すべきとしており、金融機関のAIの取り組みに対して高い関心を持っています。そのため、金融機関には、AI導入に伴うリスクやガバナンスの検討が求められています。
本セミナーでは、金融庁が公表した「AIディスカッションペーパー」を踏まえ、AIガバナンスの基本概念と求められる対応策を解説します。説明可能性、バイアスリスク、第三者委託先管理など、実務上直面する論点を整理し、金融機関が取るべき体制整備や内部規程の整備方針について解説します。
プログラム Program
1. | 金融庁AIディスカッションペーパーの解説 |
2. | 金融機関のAIガバナンス体制構築のポイント |
講師等 Speakers
2009年の弁護士登録後、ファイナンス・金融を専門とする弁護士として、アセットマネージメントやデリバティブを中心に、各種の金融取引、金融業規制・コンプライアンスのアドバイスに従事。国内・海外のアセットマネージメント会社・金融機関・事業会社に対し、アセットマネージメント分野やデリバティブ分野における金融規制はもちろんのこと、新規商品組成時の契約書作成や規制上の整理、社内態勢整備に関するアドバイスも提供。また、クロスボーダーのファイナンス案件やファンド運営会社による投資案件にも数多く関与。さらに昨今は、デジタル証券といったFinTech分野における案件にも取り組み、金融分野のAI(人工知能)に関する論考の発表多数。 ファイナンス・金融以外の分野では、カルテル事案における海外当局・クラスアクション対応において、海外法律事務所と協働しながら対応を行っている。 弁護士登録前は、格付け会社や証券会社において証券化アナリストの業務経験あり。日本証券アナリスト協会認定アナリスト、国際公認投資アナリスト。
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AI/ロボット分野においては、AI・ビッグデータ・IoT等を中心に取り扱っており、内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」構成員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める。「AI・IoTの法律と戦略」、「AIの法律と論点」、「データの法律と契約」等の著書がある。 企業法務分野については、一般企業法務、M&A、コーポレートガバナンスを取り扱っており、「監査等委員会設置会社のフレームワークと運営実務」「インサイダー取引規制の実務」「株主総会の実務相談」等の著書がある。 事業再生分野については、多数の案件に債務者側代理人または債権者側代理人として関与。特に国際的倒産事件を手がけている。 直近では、第一中央汽船株式会社の民事再生申立代理人、日本航空株式会社の会社更生申立代理人、エルピーダメモリ株式会社、株式会社武富士、Mt. Gox社の債権者代理人等を務める。