株式会社日立物流:Kohlberg Kravis Robertsによる公開買付け
西村あさひ法律事務所は、株式会社日立物流(以下、「日立物流」)の普通株式をKohlberg Kravis Robertsが運営する特別目的会社であるHTSK 株式会社が公開買付けをするにあたり、日立物流に対してリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所の志賀裕二弁護士、田原吏弁護士、阿部次郎弁護士、小林和真呂弁護士、鈴木多恵子弁護士、坪井崇弁護士および谷澤進弁護士が担当しました。
弁護士等 People
当事務所インドプラクティスパートナーとして、多数のインド法資格弁護士を擁する日本国内最大規模の専属チーム陣容で、日本企業のインド進出や事業運営を支援。M&AやJV組成などのコーポレート案件の助言、契約交渉はもとより、特にインドで多発する商事紛争、税務訴訟、労務問題、投資仲裁、通商問題、事業再生・倒産、贈収賄嫌疑事案などの刑事・カルテル調査対応など競争法等の当局対応、インド子会社に関する危機管理・内部通報・不祥事対応など、インドでの現場経験が問われる分野において、往々にしてカオスと化す現場を日本人の視点で的確に分析し、総合的かつ長期的視点で戦略的サポート・助言に注力。当局対応、不祥事対応ではヒンディー語にも対応し、現地の機微もとらえて収拾・決着に導いた豊富な実績を有する。
インドおよびその周辺国における現地ネットワークや知見をいかし、バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、ネパール、モルディブといった南アジア諸国に加え、UAEなどの中東地域、アフリカ諸国など、複雑かつ困難とされる新興国地域にも、広く対応する。
公官庁、国際機関等の主催によるセミナー、登壇歴、連載を含む執筆実績、インド法務エキスパートとしての受賞歴多数。
M&A取引については、大規模会社の経営統合、上場会社の非公開化を目的としたTOB、事業会社のカーブアウト、ジョイントベンチャーの設立などを含め、数多くの案件に関与。近時は、特にMBOを含めたTOB案件やオーナー企業の事業承継を含めた資本政策に関する案件にも注力。豊富な経験を踏まえた着実且つ効率的な案件遂行に強みを有するとともに、クライアントの状況に寄り添い柔軟なソリューションを提供することを心がけている。 一般企業法務についても、株主総会対応を含めたコーポレートガバナンス関連、各種契約書のドラフト・レビュー、会社争訟などを含め、幅広い案件に対応。 産業セクターとしては、これまで関与してきた案件を踏まえ、製造業、小売業のほか、金融、自動車/自動車部品、物流、飲食等について、深い理解を有する。
M&A案件については、国内外含め大小様々な案件に従事しており、特にアウトバウンドのクロスボーダーM&Aにおいては、現地事務所とのリエゾン業務に留まらず、Due Diligenceおよび契約交渉においても主体的に関与し、クライアントの意向を直接把握し契約交渉に反映することを通じ多くの日本企業の対外進出をサポートする。 ジェネラルコーポレートについても、アソシエイト時代におけるエネルギー系事業会社およびIT系事業会社でのインハウスカウンセルとしての出向経験をいかし、ビジネスのシーズ段階からより実務に即した法的ソリューションの検討提案に強みを有する。 また、国内外を含めた企業結合ファイリングおよびM&Aに付随関連するガンジャンピング対応等、独占禁止法案件にも豊富な経験を有し、ワンパッケージでの効率的な案件対応が可能。
弁護士登録から20年以上にわたり日本・欧米・アジア諸国の事業会社・投資ファンドによる企業買収・統合・事業再生・投資案件(上場・非上場会社/インバウンド・アウトバウンド)を多数手がける。外資ファンドによる日本企業の買収案件を長年にわたり多数担当した経験を踏まえ、日本の上場企業の数多くの平時及び緊急事態時におけるアクティビスト対応案件でも助言を提供。また、幅広い業種の上場企業の資本政策全般を担当する機会も多く、時には法務の枠を超えて、各業種の事業内容を踏まえた株主・従業員・顧客等のステークホルダーの利害調整といった点にも助言。その他、インド・中国・台湾・韓国・シンガポール・フィリピン・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム等のアジア諸国に業務範囲を広げ、各国の企業に法務面での様々なサポートを提供。