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  • 資源 / エネルギー

台湾の洋上風力発電の法制度動向(2)

-出資持分譲渡の新規則-

台湾の洋上風力発電プロジェクトに関し、その開発過程において出資者が出資持分を譲渡することが少なくありません。もっとも、プロジェクトの開発過程における主要な出資者による出資持分の譲渡については、プロジェクトの財務安定性や円滑な開発の推進等に悪影響を及ぼし、開発工程の進捗に支障をきたすおそれがあるとして、台湾国内から疑問の声が挙がるようになっています。これを受けて、台湾経済部は第2段階のポテンシャル海域フェーズ以降、洋上風力発電プロジェクトにおける出資持分譲渡について、事前に経済部の承認を得ることを…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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著者等 Authors

松平 定之

松平 定之 Sadayuki MATSUDAIRA

  • パートナー
  • 東京

電力・ガスをはじめとするエネルギー分野における国内外のプロジェクト、M&A、新規事業など多様な案件について、豊富な経験に基づきクライアントをサポートする。エネルギーの上流から下流まで一連のサプライチェーンに関連する幅広い法制度・実務慣行についての深い理解を元に、クライアントが目指す事業・取引の実現のための最適なリーガル・ソリューションを見出すことに尽力する。再生可能エネルギー発電事業や水素事業など脱炭素を目指す取組みや、変革の進む電力市場・制度を活用した先駆的なビジネスへのアドバイスについて特に強みを有する。経済産業省の産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 産業保安基本制度小委員会および水素保安戦略の策定に係る検討会、ならびに電力広域的運営推進機関の容量市場の在り方等に関する検討会などの委員を歴任する。

孫 創洲

孫 創洲 Chuang-Chou SUN

  • カウンセル
  • 東京

国立台湾大学法学部卒業、国立政治大学法学修士、東京大学法学修士。台湾法弁護士として日台双方において執務経験を重ね、日台間での法制度相違や日本企業の商習慣を熟知する。クロスボーダーM&A、会社法、労働法、消費者保護、再生エネルギー分野を得意とし、契約書のレビューからデュー・デリジェンスまで幅広く対応。中国語、日本語、英語の3言語に堪能で、相手方との折衝にも長け、クライアントのニーズを深く理解した上で、タイムリーなサポート及び最適なソリューションを提供する。