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Web3ビジネスと米国法(2)暗号通貨に対する証券取引法の適用性(2023年8月2日号)

今年の7月13日、米国裁判所は、米国の証券取引委員会(以下、「SEC」)が2020年に提起したRipple Labs, Inc.(リップル社)とその創業者等を相手方とした訴訟の対象となっている暗号資産XRPについて、米国証券取引法上の有価証券である「投資契約」には該当しないとするリップル社の主張を一部認める決定を下し、暗号資産業界では大きな話題となりました。XRPの価格も大きく上昇しました。XRPが投資契約に該当するか否かは、リップル社だけではなく、米国および世界の暗号資産の取扱いに大きな影響を与えることになります。このように、米国では暗号資産の...続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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著者等 Authors

福岡 真之介

福岡 真之介 Shinnosuke FUKUOKA

  • パートナー
  • 東京

AI/ロボット分野においては、AI・ビッグデータ・IoT等を中心に取り扱っており、内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」構成員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める。「AI・IoTの法律と戦略」、「AIの法律と論点」、「データの法律と契約」等の著書がある。 企業法務分野については、一般企業法務、M&A、コーポレートガバナンスを取り扱っており、「監査等委員会設置会社のフレームワークと運営実務」「インサイダー取引規制の実務」「株主総会の実務相談」等の著書がある。 事業再生分野については、多数の案件に債務者側代理人または債権者側代理人として関与。特に国際的倒産事件を手がけている。 直近では、第一中央汽船株式会社の民事再生申立代理人、日本航空株式会社の会社更生申立代理人、エルピーダメモリ株式会社、株式会社武富士、Mt. Gox社の債権者代理人等を務める。