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  • 事業再生 / 倒産

私的整理の多数決化と日本経済

私的整理への多数決原理の導入(私的整理の多数決化)は、過去10年余りの間に何度か検討されてきたが、現在、経済産業省の主導により、改めて議論が進められている。背景としては、私的整理において金融債権者全員の同意が必要であることが、事業再生の円滑化に向けた課題として指摘されてきたことがある。2022年6月、自動車部品供給会社であるマレリホールディングス㈱の事業再生ADR手続(私的整理の一種)が、一部の外資系金融機関の反対により不成立となった(最終的には、民事再生手続における簡易再生という特則を利用)のは…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

事業再生/倒産 ニューズレター PDFダウンロード [551 KB]

著者等 Authors

柴原 多

柴原 多 Masaru SHIBAHARA

  • パートナー
  • 東京

80件余りの企業の再生・倒産案件を踏まえ、多角的な観点から、M&A、ファイナンスの調達、私的整理における金融機関とのコミュニケーションに尽力。また従来より、上記案件に加えて、幅広く利害の対立する事業継承案件(家族憲章の作成等)に注力するとともに、クライアントおよびクライアントの属する業界環境・経済的実態を踏まえ、複数の訴訟案件に対応する。

藤 浩太郎

藤 浩太郎 Kotaro FUJI

  • パートナー
  • 東京

私的整理(事業再生ADR、特定調停、純粋私的整理)または法的整理手続(民事再生、特別清算、破産)による事業再生案件に多数関与。 米国留学後の2019年から2023年まで、シンガポール事務所にて勤務し、東南アジア(特に、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン)を中心とするクロスボーダーのM&A、事業再生/倒産、紛争、その他企業法務案件において、現地で培った知見と現地専門家とのコネクションを活かし、クライアントをサポート。