- 所外セミナー
産業データ連携の現状と法的展望に関するシンポジウム
- 日時
- 2024年11月8日(金)10:00~12:30
- 会場
- オンライン配信, 東京大学大学院 情報学環・福武ホール地下2階 福武ラーニングシアター
松下弁護士が2024年11月8日(金)に、東京大学大学院法学政治学研究科主催、独立行政法人情報処理推進機構 デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)共催の「産業データ連携の現状と法的展望に関するシンポジウム」において「『データ連携基盤規約 Ver.1.0』について」と題する基調講演のスピーカーを務める共に、パネルディスカッションに登壇します。
概要
デジタル・アーキテクチャの適切な構築・運用には、法学・政治学の観点からの検討が不可欠であると考えられます。東京大学大学院法学政治学研究科と独立行政法人情報処理推進機構 デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)は、デジタル・アーキテクチャと法の相互作用について検討を深め、その検討成果をデジタル・アーキテクチャの設計・評価・改善に資するよう、共同研究を実施しております。本シンポジウムでは、産業DXにおいて重要な役割を果たす「データ連携基盤」の実装に向けた現状の取組と法的課題を、経済産業省が策定した「データ連携基盤規約 Ver.1.0」(2024年4月)を素材にしつつ、多角的に検討します。
知的財産分野では、特許・商標・意匠、著作物、営業秘密等の知的財産に関する侵害訴訟・交渉、各種審判・異議申立手続その他知的財産関連の紛争解決手続や、ライセンス・共同研究開発契約の作成等を取り扱う。IT、AI・データ等の分野では、経済産業省「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」の策定に携わり、システム開発契約、ソフトウェアライセンス・利用規約等の各種契約の作成及びこれらに関する紛争の代理、産業データ・個人情報を用いたビジネススキームの構築等に関するアドバイスを提供する。また、テック系ベンチャーやスタートアップへの支援も行う。国際紛争解決の分野では、幼少期の海外滞在経験やシンガポール・米系現地法律事務所での勤務経験を活かし日本国外を仲裁地とする国際商事仲裁の代理人経験(複数件)や日本国内における仮処分手続等の関連手続の取扱経験を有する。クライアントからは「特に技術分野での豊富な経験に加えて、深い法的知識を有している。依頼者を正しい方向に導く優秀な弁護士である」(Legal 500 Asia Pacific 2020)と評価されている。