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N&Aリーガルフォーラムオンライン

ベンチャーデットと実務上の留意点

日時
収録日:2024年7月3日(水)公開期間:2024年7月9日(火)~2024年8月9日(金)17:00(JST)
会場
オンライン配信(アーカイブ)

2022年秋に策定された「スタートアップ育成5か年計画」を受けて活用が注目されていたベンチャーデットは、この2-3年で急速な広まりを見せています。

もっとも、これまで負債性の資金調達に馴染まないと考えられてきたスタートアップに対してどのような条件で融資を行うことが適切かについては、必ずしも実務上の着地点が定まっていないところです。

そこで今回は、急速に拡大するベンチャーデットのうち新株予約権付ローンの形態をとるものについて、主に資金を供給する金融機関の観点から、その一生(貸付実行・新株予約権の割当て、ローンの弁済、新株予約権の「エグジット」)を概観し、期中に想定される各イベント(IPO・M&A・デフォルト)ごとに留意すべきポイントについて解説することで、既にベンチャーデットに取り組まれている方にとっても、これから取り組む方にとっても、ご検討の出発点となるような視点を提供します。

また、本セミナーでは、2024年6月7日に成立した「事業性融資の推進等に関する法律」に基づく企業価値担保権についても、その概要とベンチャーデットにおける活用の展望を解説します。

皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム Program

1. ベンチャーデットの一生
(1)ベンチャーデットの辿る典型的なシナリオ
(2) IPOシナリオ
(3) M&Aシナリオ
(4) デフォルトシナリオ

2. ベンチャーデットの実務上の留意点
(1)IPOシナリオを踏まえた契約のポイント
(2)M&Aシナリオを踏まえたワラントの設計
(3)デフォルトシナリオと企業価値担保権

講師等 Speakers

齋藤 崇

齋藤 崇 Takashi SAITO

  • パートナー
  • 東京

買収ファイナンス/プライベート・エクイティ、ベンチャーファイナンス、証券化/流動化、不動産ファイナンス、アセットマネージメントなど、幅広いファイナンス分野において豊富な知識・経験を有し、特に、分野横断的な案件に強み。国内外の大手金融機関、メザニン投資家、PEファンド、VCファンド、不動産ファンド、資産運用会社に対して、豊富で幅広い知識・経験を統合して多面的なアドバイスを行っている。 Chambers、Legal 500、IFLRなどで高い評価を受けている買収ファイナンス分野では、買収ファイナンス・プラクティスグループの主要メンバーとして、数多くの案件でアドバイスを行っており、特に新規性の高い案件や複雑なストラクチャーの案件に強みを有している。 ベンチャーファイナンスの分野では、日本の大手VCファンドを代理して、日本、米国、英国、シンガポール、カナダ、イスラエル、インド、オランダ、韓国など世界各国のスタートアップへの投資案件に従事。

注意事項
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