北海道電力株式会社:Alten RE Developments America B.V.の株式取得
西村あさひ法律事務所は、北海道電力株式会社(以下、「北海道電力」)がメキシコ合衆国における太陽光発電所の運営参画を目的として、双日株式会社およびAlten Renewable Energy Developments B.V.から、メキシコ最大級の太陽光発電プロジェクト会社であるCubico Alten Aguascalientes UnoおよびCubico Alten Aguascalientes Dosの株式を30%保有するAlten RE Developments America B.V.の株式の40%を取得し、Cubico Alten Aguascalientes UnoおよびCubico Alten Aguascalientes Dosの株式持分を12%とするにあたり、北海道電力に対してリーガルアドバイスを行いました。
本件は、当事務所ファイナンスパートナーの伊藤真弥弁護士、コーポレートパートナーの中川裕介弁護士、清水誠弁護士、古梶順也弁護士、資源・エネルギーパートナーの松平定之弁護士、およびピーター・G・アームストロングオンタリオ州弁護士が担当しました。
弁護士等 People
電力・ガスをはじめとするエネルギー分野における国内外のプロジェクト、M&A、新規事業など多様な案件について、豊富な経験に基づきクライアントをサポートする。エネルギーの上流から下流まで一連のサプライチェーンに関連する幅広い法制度・実務慣行についての深い理解を元に、クライアントが目指す事業・取引の実現のための最適なリーガル・ソリューションを見出すことに尽力する。再生可能エネルギー発電事業や水素事業など脱炭素を目指す取組みや、変革の進む電力市場・制度を活用した先駆的なビジネスへのアドバイスについて特に強みを有する。経済産業省の産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 産業保安基本制度小委員会および水素保安戦略の策定に係る検討会、ならびに電力広域的運営推進機関の容量市場の在り方等に関する検討会などの委員を歴任する。
米国留学後の国内大手金融機関におけるクロスボーダー・プロジェクトファイナンス案件への関与を皮切りに、多数のクロスボーダー・ファイナンス案件やエネルギー案件に関与。ディベロッパー側での案件組成からファイナンス、金融機関側のファイナンス組成など、様々な中規模から大規模なプロジェクトに携わる。長年にわたり金融機関を中心としたコンプライアンス案件にも関与し、大手企業の内部統制制度構築にも寄与。また、数多くのクロスボーダー案件で培った幅広いネットワークを活かし、多くの外国企業の日本進出及びビジネスの拡大をサポートする。女性活躍推進のためのD&I活動や気候変動関連活動にも積極的に関与しており、企業向けのセミナー等にも数多く登壇。