プロジェクトファイナンスの返済原資はプロジェクトからのキャッシュフローに限定されることから、当該プロジェクトが想定通りの収益をあげることができない場合、金融機関は融資の返済を受けることができなくなります。その意味で、金融機関はプロジェクトに内在するリスク(プロジェクト・リスク)を負担していると言えます。従って、プロジェクト・リスクが、金融機関の許容できる範囲内であることがプロジェクトファイナンスの必要条件となります。また、プロジェクトファイナンスの特徴の1つとして、プロジェクトの収益が悪化し、借…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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金融ニューズレター(2021年8月4日号)(1.08 MB / 8 pages)
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アセットファイナンスグループおよびアグリ・フードプラクティスグループのパートナー。 ファイナンス分野では、リース・割賦売買等の動産ファイナンス、金融機関の海外進出支援、買収ファイナンス、国内および国外の不動産流動化等を中心に担当。 特に日本の金融機関の海外展開の観点から、アジア、欧州、北南米各国の不動産・動産に関する民商事法および金融機関規制の内容とその人的・地域的適用範囲を踏まえて、対象国ごとに利用可能なビジネスプラン・スキームを提案・実現していくことに多くの実績を有している。 また、アグリ・フードの分野では、農林漁業のバリューチェーンの各プロセスに適用される多様な法制を整理しつつ、スマート農業の導入や事業規模の拡大・資金ソースの多様化、ソーラーシェアリング、陸上養殖といった新しい取組の実現とスケール化を図るためのリーガルサービスを提供することを目指している。