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インドネシア:電力法に関する憲法裁判所の一部違憲判決
インドネシアの憲法裁判所は、電力に関する2009年法律第30号(以下「電力法」といいます。)第10条第2項などの合憲性に関して、2024年11月に判決39/PUU-XXI/2023(以下「本判決」といいます。)を下しました。本判決の概要は以下の通りです。本判決においては、電力事業活動のアンバンドリング(民間事業者1社が一体として行っていた①発電、②送電、③配電、及び④売電の各事業を分離すること)の合憲性が論点になりました。憲法裁判所は、2015年の判決111/PUU-XIII/2015において、…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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アジアニューズレター
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インドネシアを中心とする新興国の企業法務全般に従事。日系総合商社の本社および米国拠点の法務部・コンプライアンス部門ならびにインドネシアの現地大手法律事務所に出向経験。インドネシア法律事務所出向後、インドネシアにおけるM&A、ファイナンス、訴訟、刑事対応、倒産手続き等、多様な案件に関与。インドネシア・プラクティスチームの主要メンバーとして、インドネシア人弁護士とのネットワークを利用し、現地の実務を踏まえた、効率的かつ機動的な案件対応に強み。また、総合商社出向の経験を活かし、インドネシア以外のフィリピン、カンボジア等のASEAN各国やバングラデシュ、ブラジル等その他新興国のM&A、危機管理案件も多く手がける。