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  • Thought Leadership

AI時代の裁判官

AI技術が急速な進歩を遂げ、イノベーション創出や社会課題の解決に向けても活用されるデジタル時代到来の一方で、さまざまな法的問題や倫理的問題も生じている。AIについては、2024年になって急速な動きが見られ、法的な側面を含むさまざまな分野から、大きな議論が巻き起こった。まず、3月には、文化審議会著作権分科会法制度小委員会が「AIと著作権に関する考え方について」を公表し、同年4月には、総務省と経済産業省が「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を公表した。さらに、翌5月には、知的財産戦略本部が「AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ」を公表するなど、政府内でもAIをめぐる検討結果が整理されつつある。…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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著者等 Authors

髙部 眞規子

髙部 眞規子 Makiko TAKABE

  • オブカウンセル
  • 東京

40年以上にわたる裁判官生活において、さまざまな分野の民事訴訟にたずさわり、そのうち22年半の間、知的財産権訴訟を専門的に担当。数多くの事件を担当した裁判官としての実務経験を活かし、一般の民事訴訟のほか、特許権・意匠権・商標権・著作権等の知的財産権侵害訴訟、不正競争防止法に基づく営業秘密侵害等の紛争解決等について、アドバイスを行う。また、デザイン・ブランド・キャラクター、名誉・プライバシー・パブリシティ権・肖像権、ライセンス契約等の分野にも精通。