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  • 企業法務

EU 森林破壊フリー製品に関する規則案の概要(2022年12月22日号)

2021年11月17日に、欧州委員会は、サプライチェーン上で森林破壊及び森林劣化を引き起こした製品の消費を抑制することを目的として、森林破壊フリー製品に関する規則案(以下「本規則案」という。)を提出した。本規則案は、欧州グリーン・ディールの一環として導入が検討されている施策の一つであり、世界人口の増加等によって、より広い農業用地が必要となる中で、農業用地の拡大が森林破壊及び森林劣化の主要な原因となっているとの問題意識を背景に、森林破壊及び森林劣化を引き起こした一定の農産品等の消費を抑制することにより、森林…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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企業法務ニューズレター(2022年12月22日号)(354 KB / 8 pages) PDFダウンロード [355 KB]

著者等 Authors

藤井 康次郎

藤井 康次郎 Kojiro FUJII

  • パートナー
  • 東京

競争法の分野においては、多数の談合や国際カルテル事件(橋梁、自動車部品、エアカーゴ、フォワーダー、高圧電線等)、日本内外の企業結合審査対応(鉄鋼、資源エネルギー分野、素材産業、電機・電子産業、証券取引所、食料等)、優越的地位濫用事件や最新のインターネット関係の単独行為事案などを手がけてきている。また、鉄鋼業界を代理し鉄鉱石および原料炭の世界的な大手のBHPビリトンとリオティントの事業統合を阻止した案件やLNGのアジア市場における競争環境を促進するための案件も手がけるなど、資源エネルギー分野にも強みを有する。 国際通商法の分野では、経済産業省の政府内弁護士として、中国レアアース事件をはじめに多くのWTO紛争を担当。当事務所においても、国内外のアンチダンピングや補助金相殺関税の申請活動や応訴活動を常時手がけているほか、WTO紛争解決手続への参加を含むWTO協定に関する案件、CPTPP、日EUEPA等の経済連携協定に関する案件、投資協定仲裁に関する案件、輸出管理、投資規制、経済制裁をはじめとする経済安全保障分野の案件を多く手がける。

平家 正博

平家 正博 Masahiro HEIKE

  • パートナー
  • 東京

国際通商法を専門とする。2016年から2018年まで経済産業省に出向し、政府内弁護士として、多数のWTO紛争や貿易交渉を担当するとともに、米中の通商政策への対応を行った。現在は、日本が関係するWTO紛争解決手続案件、国内外の貿易救済措置(アンチダンピング、セーフガード)、国際通商法関係の政府の委託調査、関税・原産地関係への対応等を広く手がけている。近年は、貿易と環境・人権の問題にも積極的に取り組んでおり、多数の執筆が存在。