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  • 資源 / エネルギー
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タイにおける太陽光発電事業に関する規制枠組み(2021年9月28日号)

タイにおける発電事業は、(1)90MWを超える発電容量を有するIPP(Independent Power Producer)、(2)10MWから90MWまでの発電容量を有するSPP(Small Power Producer)及び(3)10MW未満の発電容量を有するVSPP(Very Small Power Producer)の3つに分類される。タイでは、電力供給事業は国営であり、IPP及びSPPが発電する電気の購入者はEGAT(Electricity Generating Authority of Thailand)であり、VSPPが発電する電気の購入者はPEA(Provincial Electricity Authority)である。IPP事業者の選定にあたっては入札手続が採用されており、当該手続を通じて電力販売価格の低減が図られている。そのため、IPPの利益率は、SPPよりも通常低い。VSPPについては、屋根置き太陽光事業などが典型的であ…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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資源/エネルギーニューズレター(2021年9月28日号)(302 KB / 4 pages) PDFダウンロード [303 KB]

著者等 Authors

松平 定之

松平 定之 Sadayuki MATSUDAIRA

  • パートナー
  • 東京

電力・ガスをはじめとするエネルギー分野における国内外のプロジェクト、M&A、新規事業など多様な案件について、豊富な経験に基づきクライアントをサポートする。エネルギーの上流から下流まで一連のサプライチェーンに関連する幅広い法制度・実務慣行についての深い理解を元に、クライアントが目指す事業・取引の実現のための最適なリーガル・ソリューションを見出すことに尽力する。再生可能エネルギー発電事業や水素事業など脱炭素を目指す取組みや、変革の進む電力市場・制度を活用した先駆的なビジネスへのアドバイスについて特に強みを有する。経済産業省の産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 産業保安基本制度小委員会および水素保安戦略の策定に係る検討会、ならびに電力広域的運営推進機関の容量市場の在り方等に関する検討会などの委員を歴任する。

ジラポン・スリワット

ジラポン・スリワット Jirapong SRIWAT

  • パートナー
  • バンコク

M&A、ジョイントベンチャー、海外直接投資、一般企業法務、国際企業ファイナンス、企業再編等幅広い分野においてアドバイスを提供している。タイ国内外の複雑な取引においてアドバイス、構築、サポートを行い、日本およびタイの投資家や国際投資家、国際投資銀行、国際プライベートエクイティ投資家、ヘッジファンド、国際企業、金融機関等をクライアントに持つ。 公営企業および民間企業の合併・買収(企業買収規則)、リーガルデューディリジェンス、ジョイントベンチャー、資金調達、上場、ブロックトレード、証券取引関連法、株主構成の再編、一般企業法務のアドバイスを主な業務分野とし、銀行・金融、日本・タイの再生可能エネルギー、外国為替管理法、労働法、債務再編等の分野も取り扱う。2013年のバンコク事務所設立前は、Linklatersに約10年間勤務していた。 また、Thai Arbitration Instituteの登録仲裁人でもあり、企業M&A、ジョイントベンチャー、銀行・金融、資本市場、債務再編、エネルギー分野の案件を取り扱う。

アピンヤー・サーンティカセーム

アピンヤー・サーンティカセーム Apinya SARNTIKASEM

  • パートナー
  • バンコク

スタートアップ、国内の取引、クロスボーダー取引、日常の業務運営等多岐に渡る分野の案件を取り扱う。 国内外のコングロマリット、商社、航空会社、不動産デベロッパー、石油・エネルギー会社、金融機関、証券会社、ベンチャーキャピタリスト、ファンドマネジャーをクライアントに持つ。 タイ、米国、日本で法学学位を取得。国際的な経験と文化的背景に対する知見をいかしながら複雑なクロスボーダーイシューを効果的かつ効率的に解決し、各クライアントに適したリーガルサービスとソリューションを提供。 弁護士として活躍すると同時に、客員講師として定期的にタイの名門大学で企業法の講義を行っている。また、タイ下院民商法典の改訂を検討する臨時委員会のカウンセラーを務めている。 Barrister-at-Law、Attorney-at-Law、Notarial Services Attorney登録(タイ)。