1.ベトナムをめぐる国境を越えた取引の増加に伴い、外国仲裁への注目が高まっている。2021年にシンガポール国際仲裁センター(SIAC)及びベトナム国際仲裁センター(VIAC)に申し立てられたベトナム当事者と外国当事者との間の紛争件数は、それぞれ55件及び49件であった。国境を越えた取引を行う外国当事者は、発生する紛争を解決するために外国仲裁を選択する傾向がある。外国仲裁は、中立性、手続の柔軟性、迅速性という点で、裁判所や国内仲裁よりも有利であることが示されている。さらに、仲裁の場合には、紛争が関係する分野において深い…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
-
アジアニューズレター(2023年3月23日号)
PDFダウンロード [250 KB]
2012年のインド現地法律事務所への出向を皮切りに、海外新興国拠点と東京事務所の往復を重ね、不明確で先例にも乏しい外国法実務の悩み事の解決にタイムリーかつフットワーク軽く対応。現地法実務や商慣習を尊重しつつ、日系企業として現実的でバランスの取れた解決策に至るまで、各国資格弁護士との間の緊密な連携とクライアントへの丁寧な説明を尽くす。進出時の交渉の際も進出後のトラブル対応の際も、言語・文化・制度・商慣習等の相違を理解し、海外関係者との丁寧なコミュニケーション/ニュアンスの把握を重視。企業規模/業種/相談者の部署を問わず、海外事業を行うクライアントの関心を理解し、ニーズに沿った柔軟なサポートを提供する。