- 建設 / インフラ
建設工事請負契約におけるTime Bar条項
海外の建設工事請負契約で見られるTime Bar条項とは、追加工事代金請求や工期延長請求といった契約上の権利(クレーム)を一定期間内に行使しなかった場合には当該権利が失権することを定めた契約条項をいう。Time Bar条項は、英米法圏において権利行使の前提条件(Conditions Precedent)を定めたものと解釈される傾向にあり、契約上定められた期間内(例えばFIDIC Red/Yellow/Silver Book 1999年版/2017年版の場合28日間)に権利が行使されなかった場合に…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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建設 / インフラニューズレター
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国際建設・インフラ・EPCプロジェクトを数多く手がけ、プロジェクトの契約作成・交渉、紛争対応(仲裁、Dispute Board)、期中のクレーム、トラブル対応に従事しています。
加えて、インドネシア、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドなどのアジア各国における紛争・危機管理案件をもう一つの得意分野として取り組んでいます。
国際建設分野では、日本、東南アジア各国、南アジア各国、中東、アフリカ、オセアニア、米国、欧州におけるデータセンター、半導体工場、高速鉄道、発電所、海底ケーブル、高速道路、地下鉄、水処理工場、各種プラント、洋上風力、太陽光発電、浚渫・港湾工事等の建設・インフラプロジェクトの契約作成・交渉、入札支援、クレーム準備対応、Dispute Adjudication Board、国際仲裁等に豊富な経験を有しています。
Chambers Asia-Pacific 2023および2024では、シンガポールにおける Construction: International 分野の Leading Individualに選出されました。
国際建設契約の約款であるFIDICに精通しており、FIDICの各ブックのセミナーおよび社内研修を頻繁に実施しています。
アジアの紛争・危機管理対応については、東南アジア駐在13年のなかで多数の複雑難解な案件を担当し、現地の実態を踏まえたリスク分析と対応策をアドバイスします。特にインドネシアでは過去12年間で60件以上の訴訟対応、刑事事件に対応した経験を有し、現地の紛争対応に精通しています。