- 危機管理
スペック・インについて(2023年10月31日号)
先日競争法フォーラム単独行為研究部会にて、スペック・インを主題にお話をさせていただきました。その際のレジュメを以下の通りご紹介させていただきます。
スペック・イン:入札・相見積もり案件において、
・自社しか落札できない発注条件・仕様にしてもらった
・自社しか落札できない資格条件(有資格者の数等)を設定してもらった
・顧客に虚偽の内容(当該仕様でなければ性能が担保できない、当該仕様は他社も提供できる等)を伝えて、自社に有利な技術を仕様書に盛り込んでもらった
問題点=適法行為と違法行為の境界が曖昧
・企業が顧客…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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危機管理ニューズレター
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危機管理の観点からは、決算訂正問題やインサイダー取引等といった金商法違反、カルテルや優越的地位濫用等といった独禁法違反、営業秘密・企業機密・個人情報の漏洩やサイバーセキュリティ、海外公務員贈賄や政治資金規正法、食品・製品の安全・表示(景表法を含む)・事故、マネーロンダリング、業法違反、環境・労働安全衛生法令違反等の企業不祥事に関し、事実調査・第三者委員会、当局の捜査・調査への対応、適時開示・プレス対応、再発防止策構築やコンプライアンス徹底、株主総会対応を含むガバナンス改革、関連する民事訴訟の対応等を行っている。また、複数の企業の公益通報窓口を務める。争訟の観点からは、税務争訟や証券訴訟、会社争訟(責任追及訴訟、敵対的買収防衛)、独禁法関係争訟等を手がけている。なお、法令案・政策案の立案案件にも従事。著作・論文・講演・メディア出演等は多数。日本経済新聞社による「活躍した弁護士ランキング」において下記のとおり受賞。
2021年危機管理分野 第1位、2020年危機管理分野 第1位、2018年危機管理分野 第2位、2014年危機管理部門 第2位、2011年危機管理部門 第3位。2022年企業法務分野 第9位、2016年企業法務分野 第10位、2015年企業法務分野 第8位、2013年企業法務部門 第2位、2012年企業法務部門 第4位。