- 当事務所主催
西村あさひ法律事務所リーガルフォーラム第142回
【開催中止】コンセッションの新潮流
- 施設整備を伴う公共施設等運営事業の論点と実務対応
- 日時
- 東京: 2020年3月9日(月) 14:00~16:00 (13:30受付開始)
- 会場
- 西村あさひ法律事務所内パレス・ビュー 大手門タワー10階
本セミナーは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催中止とさせていただきます。
関西国際空港、愛知県有料道路等の既存施設に公共施設等運営権を設定する既存施設型コンセッション事業は一巡し、今後は、新設・更新等により整備する施設に公共施設等運営権を設定するBuild Transferコンセッション事業(新設・更新型コンセッション事業)の出件増加が見込まれます。BTコンセッション事業においては、施設整備費と運営権対価の相殺により、公共側では施設整備完了時の施設整備費に係る財政支出が不要となり、運営権者側では公共施設等運営事業開始時における運営権対価の現実の支払が不要となります。
BTコンセッション事業には、施設整備費と運営権対価の相殺後に、(1)運営権者側の運営権対価支払債務が残る事業(「施設整備費+運営維持管理費用」の全額を利用料金収入で賄うことができる完全独立採算事業)と、(2)公共側の施設整備費支払債務が残る事業(「施設整備費+運営維持管理費用」を利用料金収入と公共からの財政支出(完工引渡し時一括払またはサービス購入料による延払い)で賄うハイブリッド収入型事業)とがあり、運営権者が負担する需要リスクが比較的小さく安定した事業キャッシュインフローが見込める完全独立採算型事業の玉はそう多くはありません。
本セミナーでは、運営実績データの乏しい集客タイプの新規整備施設の需要変動リスクを運営権者が負担しながら運営されるハイブリッド収入型事業が今後出件されてくるなかで、BTコンセッション事業における官民双方にとっての最適なリスク分担の在り方を検討いたします。
【重点検討項目】
1. 施設整備費と運営権対価の相殺スキーム
(1) 鳥取県営水力発電所整備運営事業(FIT売電収入案件)の建付け
(2) 相殺後運営権対価残債型事業と相殺後施設整備費残債型事業
2. BTコンセッション事業における予定価格
(1) BTコンセッション事業契約は支出原因契約か収入原因契約か
(2) 事業契約解除時の出来形買取・運営権対価返還と債務負担行為
(3) 運営権者選定における定量評価・定性評価の方法
3. BTコンセッション事業における運営スキーム
(1) 長期オフテイカーの確保のための運営スキーム
(2) 需要変動リスクの緩和策~BTコンセッション事業における経営の自由度
1. 事業期間の長さの決め方
2. 利用料金の設定に対する制約
3. 事業内容の変更
4. 任意事業・附帯事業
5. 不採算事業からの撤退の自由
6. 公共サポート
4. BTコンセッション事業 ≒ 不動産開発事業 ≒ 特定複合観光施設区域整備事業
参加をご希望の方は、下記お申込ボタンよりお申込フォームにお進みください。
お申込フォームにて、事前のご質問を受け付けております。
お申込受付は終了させていただきました。
14:00 BTコンセッション事業の実務上の論点 佐藤長英
14:50 コーヒーブレイク
15:00 BTコンセッション特定事業契約の解説 山本輝幸
15:50 Q&A
16:00 終了
受講料: 無料
対象者: 事業会社(不動産開発企業、建設企業、維持管理運営企業)、金融機関の実務担当者
定員に達し次第締め切らせていただきます。
受付手続き完了後、2020年3月2日(月)より順次E-mailにて受講票をお送りいたします。
新型コロナウイルスの感染防止のため、ご入館時には各会場のビルに設置されているアルコール消毒を手指消毒にご利用ください。
また、講師およびスタッフがマスクを着用していることがございますが、ご了承いただけますようお願いいたします。
*恐れ入りますが、企業内弁護士を除く弁護士、マスコミの方、学生の方、セミナー運営会社の方のご参加はご遠慮ください。
*同一会社からのお申込みについては2名様を上限にご調整くださいますようお願いいたします。
*開催日時・場所・内容につきましては、やむを得ない事情により一部変更になる場合がございます。
*会場内での録音・撮影はご遠慮願います。
プログラム Program
【開催中止】コンセッションの新潮流
- 日時
-
2020年3月9日(月) 時間: 14:00~16:00
- 会場
- 西村あさひ法律事務所内パレス・ビュー 大手門タワー10階
- 講師等
- 山本 輝幸(講師)
,- 佐藤 長英(講師)