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顔認識に関するGDPR及びEU AI Act上の論点
昨今、AIの飛躍的な進歩を基礎として顔認識システムの社会実装が進んでいるが、とりわけ顔識別機能を実現するための顔画像・映像の処理はGDPR上の所謂センシティブデータの処理を伴うものであるにも拘わらず、本来GDPRにおいて問題となり得る論点が十分に意識されていないことが多いように思われる。また、2025年2月2日より順次適用が開始されているEU AI Actとの関係でも、顔識別データの処理を伴うAIシステムは、個人の基本権に与える影響の大きさから複層的に適用可能性及び対応事項を検討する必要がある。以上を踏まえ、…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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ドイツ在住、博士後期課程在学中。EUのデジタル分野における法令・政策に明るい。データ駆動型社会におけるデータの取扱いを研究している。