メインコンテンツに移動
  • ロボット / AI

生成AIによる肖像と声の無許諾利用への法的対応

近年、生成AI(Generative AI)の急速な進化により、人間の肖像や声を極めて精緻に模倣・再現する技術が出現している。これに伴い、芸能人や声優の顔や声を無断で使用したディープフェイク、AIカバーソング、音声合成商品等が流通するようになった。こうした技術的進展は、従来の法制度では十分に保護されてこなかった権利や利益を侵害する危険を孕んでおり、どのような法的保護が認められるのかが課題となっている。企業にとっても、自社のキャラクターや役職員の肖像や声が、生成AI経由で無断で利用されるおそれがある。他方で、企業が…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

ロボット / AIニューズレター PDFダウンロード [565 KB]

著者等 Authors

福岡 真之介

福岡 真之介 Shinnosuke FUKUOKA

  • パートナー
  • 東京

AI/ロボット分野においては、AI・ビッグデータ・IoT等を中心に取り扱っており、内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」構成員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める。「AI・IoTの法律と戦略」、「AIの法律と論点」、「データの法律と契約」等の著書がある。 企業法務分野については、一般企業法務、M&A、コーポレートガバナンスを取り扱っており、「監査等委員会設置会社のフレームワークと運営実務」「インサイダー取引規制の実務」「株主総会の実務相談」等の著書がある。 事業再生分野については、多数の案件に債務者側代理人または債権者側代理人として関与。特に国際的倒産事件を手がけている。 直近では、第一中央汽船株式会社の民事再生申立代理人、日本航空株式会社の会社更生申立代理人、エルピーダメモリ株式会社、株式会社武富士、Mt. Gox社の債権者代理人等を務める。また、不動産関連紛争も多数手掛ける。